「星のカービィ」といえば、かわいらしいピンクの姿で、吸い込みとコピー能力を駆使して悪者を倒す人気ゲームシリーズですよね。そして、テレビアニメ「星のカービィ」も多くの人々の記憶に残り、今なお愛され続けています。
しかし、ゲームとアニメはそれぞれ独立した世界観を持っており、基本的にストーリー上の繋がりはありません。ですが、実はアニメで生まれたオリジナルの要素が、知らぬ間にゲームシリーズに「逆輸入」されていることをご存知でしょうか?
「メタナイトの剣のあの名前は?」「デデデ城のあのデザインは?」「まさかあのキャラがゲームに?」といった、ファンなら一度は疑問に思ったことがあるかもしれない謎。この記事を読めば、その衝撃の答えと、アニメとゲームの奥深い繋がりを知ることができます!
これを読めば、きっとアニメ「星のカービィ」をもう一度観たくなること間違いなし!さあ、カービィの世界の新たな魅力と、開発スタッフの粋な計らいを一緒に深掘りしていきましょう。
【必読】アニメ「星のカービィ」とは?ゲームとの関係性を理解しよう!
まずは、今回ご紹介する「逆輸入」の前提として、アニメ「星のカービィ」とゲームシリーズの関係性について簡単にご説明します。
- アニメ「星のカービィ」は、2001年から2003年にかけて放送されたテレビアニメシリーズです。プププランドを舞台に、デデデ大王が注文する魔獣とカービィが戦う日常を描いています。アニメオリジナルのキャラクターや設定が多数登場し、コミカルでありながら時にシリアスな展開も魅力でした。
- 一方、ゲーム「星のカービィ」シリーズは、1992年の第1作目から続く人気アクションゲームシリーズです。こちらもプププランドや宇宙を舞台に、カービィが様々な脅威に立ち向かいます。
前述の通り、これら二つの世界線は基本的に別物であり、直接的な繋がりはありません。しかし、アニメで生まれた多くの要素が、その人気や魅力ゆえに、後続のゲーム作品へと「ファンサービス」あるいは「新たな設定」として逆輸入されていったのです。ここからは、その衝撃の具体例を詳しく見ていきましょう。
【ネタバレ注意!】ゲームに逆輸入された「アニメ・カービィ」の衝撃要素15選
※この記事にはアニメ「星のカービィ」およびゲーム「星のカービィ」シリーズのネタバレが含まれています。ご注意ください。
1. メタナイト関連の逆輸入は特に多い!
クールでミステリアスな雰囲気を持つメタナイトは、アニメでその人気が爆発的に高まりました。そのため、彼に関するアニメオリジナル要素のゲームへの逆輸入は、特に顕著です。
伝説の剣「ギャラクシア」のデザインと設定
メタナイトが所有する黄色いギザギザの剣。この「ギャラクシア」という名前と特徴的なデザインは、実はアニメ「星のカービィ」が初出だったのです。
- アニメ第60話「剣ギャラクシア!シリカ」にて、伝説の剣として登場。
- その後、ゲーム『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降のシリーズや、『星のカービィWii』などで、アニメ版ギャラクシアのデザインが取り入れられるようになりました。
- 『星のカービィ スターアライズ』の設定資料集では、ゲーム版のメタナイトの剣が「法剣ギャラクシア」であると正式に明言され、その設定は不動のものとなりました。
- ちなみに、『星のカービィ ディスカバリー』では、メタナイトがギャラクシアとは別の昔使っていた剣もまだ持っていることが示唆されています。
独特なマントの羽織り方
アニメのメタナイトがよく披露していた、腕を後ろに回してマントを羽織る独特のポーズ。このクールな仕草も、ゲームに逆輸入されています。
- 『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』以降のメタナイトの登場ムービーや勝利ポーズなどで、この羽織り方が頻繁に見られるようになりました。
側近のソードナイト&ブレイドナイト
アニメでは、メタナイトの忠実な側近としてソードナイトとブレイドナイトが描かれました。彼らの存在もゲームに影響を与えています。
- 『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』のサブゲーム「メタナイトでゴーDX」では、ナイト召喚でブレイドナイトやソードナイトを呼び出すことができます。
- 『あつめて!カービィ』のサブゲーム「カービィマスター」でも、メタナイトの側近として登場しています。
戦艦ハルバードの宇宙飛行
メタナイトが操る巨大な戦艦「ハルバード」が宇宙を飛行したのは、実はアニメ「星のカービィ」の方が先でした。
- アニメでの活躍後、ゲーム『星のカービィ スーパーデラックス』のリメイク版『ウルトラスーパーデラックス』などで、ハルバードが宇宙を舞台に活躍するシーンが描かれています。
2. デデデ大王関連の要素もゲームに登場!
プププランドの自称大王、デデデ大王もアニメでのインパクトが大きく、その特徴的な要素がゲームにも取り入れられています。
アニメデザインの「デデデ城」
アニメ「星のカービィ」に登場するデデデ城は、鉛筆型の屋根やドーム型の丸い屋根が特徴的でした。このアニメオリジナルデザインのデデデ城が、ゲームでも確認できます。
- 『星のカービィ 参上!ドロッチェ団』では、アニメデザインの城がそのままゲームに逆輸入。城内のオブジェクトもアニメのデデデ城を彷彿とさせます。
- さらに、デデデ大王戦の背景には、アニメで魔獣を呼び出す際に使われていた「デリバリーシステム」という巨大装置まで登場!
- その後、『毛糸のカービィ』や『あつめて!カービィ』などでも、このアニメデザインのデデデ城が確認されています。デデデ大王は複数の城を持っているようですが、その一つにアニメの建築が存在するのは面白いですね。
あの「デデデマン」がステッカーに!
アニメ第49話「アニメ新番組・星のデデデ」で登場した、デデデ大王がヒーローに変身した姿「デデデマン」。この伝説的な姿がゲームに登場しました。
- 『星のカービィ ロボボプラネット』のステッカー画面に、デデデマンそっくりの落書きが登場。王冠の額の部分を星マークにしているなど、確信犯的なデザインがファンを喜ばせました。
デデデ大王の口癖「ぞい」
アニメのデデデ大王といえば、語尾に「~ぞい」とつけるのが特徴的でした。この口癖がゲームに逆輸入されたこともあります。
- 『毛糸のカービィ』では、デデデ大王が「ぞい」と喋るシーンが確認できます。
- しかし、以降の作品では別の喋り方となっているため、アニメとゲームの世界観を混同させないという方針が定着する前の、貴重なファンサービスだったのかもしれませんね。
3. その他の意外な逆輸入要素たち
メタナイトやデデデ大王だけでなく、コピー能力のデザインからキャラクター、さらには声優まで、アニメ「星のカービィ」はゲームに様々な影響を与えています。
コピー能力のデザインがアニメ由来に
ゲームシリーズで登場する一部のコピー能力は、アニメで初登場した際のデザインが逆輸入されています。
- トルネードカービィ:ゲーム『星のカービィ 夢の泉デラックス』以降、アニメ第5話で登場した竜巻のデザインが採用されています。
- ニードルカービィ:同じく『夢の泉デラックス』以降、アニメ第3話に登場したトゲトゲのヘルメットがデザインに取り入れられています。カラーリングもアニメ版の黄色を反映。
- クリーンカービィ:『星のカービィ スターアライズ』で復活登場した際、アニメ第2話で登場した星模様の三角巾を取り入れたデザインになりました。(ただし、ほうきのデザインなどはゲーム独自のもの)
アニメオリジナルキャラクターがゲームに登場
アニメで生まれたオリジナルキャラクターたちが、まさかのゲームに登場するサプライズもありました。
- カスタマーサービス:デデデ大王に魔獣を売り付けていたナイトメアの部下。『あつめて!カービィ』のサブゲーム「空中探検隊EOS」でゲームオーバーになると登場します。
- エスカルゴン:デデデ大王の側近。『あつめて!カービィ』のサブゲーム「カービィマスター」で、デデデ大王の攻撃の一つとして登場します。
- マッチさん:アニメ第61話「悲惨スナックジャンキー」に登場したエアロビインストラクターの魔獣。『あつめて!カービィ』の「カービィマスター」第2章のボーナスステージに登場。
- コックオオサカ:アニメ第11話や第34話に登場した、コックカワサキの師匠。『あつめて!カービィ』の「カービィマスター」第3章のボーナスステージに登場。独特のチョイスに驚かされます。
- また、『タッチ!カービィ』の隠しキャラのポーズが、アニメ版のワドルディ隊長を意識した「同隊長」と記述されていることも確認できます。
ワドルディの「槍」はアニオリが先?
今やバンダナワドルディの象徴的な武器となっている「槍」。実はこの槍をワドルディが武器として使うのは、アニメ版が先だったのです。
- 『タッチ!カービィ』で「槍ワドルディ」という敵キャラが登場し、ゲーム版で初めてワドルディが槍を使いました。しかし、これはアニメのワドルディが先に槍を使っていたことからの逆輸入と言われています。
アドレーのペインターに「オタコン」登場
『星のカービィ スターアライズ』で登場するアドレーヌ&リボンの技「ペインター」で召喚される敵の中に、アニメオリジナル魔獣が登場します。
- このタコのような生き物は、アニメ第1話「出た!ピンクの訪問者」に登場した魔獣「オタコン」です。まさかのアニメオリジナルキャラが本編ゲームで出演するとは、ファンにとって奇跡のような演出でした。
- 開発スタッフによると、「アニメとゲームは設定が異なるものの、多くのカービィ世界を感じて欲しい」という気持ちから、違和感の少ない形でアニメ要素を程よく感じられる演出として登場させたとのことです。
カービィのあの怖い顔もアニオリ
『星のカービィ スターアライズ』の高難易度ボスバトルモード「ザ・アルティメットチョイス」の難易度選択画面で、カービィが怖い顔になります。
- この表情は、アニメ第95話「デビルカービィ」に登場した顔。魔獣デビルフロップに取り憑かれ闇堕ちしたカービィの表情であり、魂が飛び出るような難しさを表現するのに最適な、まさに悪魔のような表情です。
お馴染みの声優陣もアニメ版から
ゲームにおけるカービィキャラクターの一部には、アニメ版と同じ声優さんが採用されることがあります。
- メタナイト(声:神谷浩史さん):『大乱闘スマッシュブラザーズX』以降のメタナイトの声優は、アニメ版と同じ神谷浩史さんが担当しています。アニメと同じく渋くてかっこいいボイスは、メタナイトのキャラクターにぴったりですよね。
- ナックルジョー(声:高山みなみさん):『大乱闘スマッシュブラザーズX』からアシストフィギュアで登場するナックルジョーも、アニメ版と同じ高山みなみさんが声を担当しています。アニメ版と同じ技を同じ声でスマブラでも繰り出すのは、ファンには嬉しい演出です。
- アナザーナイトメア(声:銀河万丈さん):『スーパーカービィハンターズ』に登場するアナザーナイトメアの声優は、アニメ版のナイトメアと同じ銀河万丈さんが担当しています。アナザーとはいえ、ナイトメアの声優を同じにしてくれたことは、ファンへの深い配慮が感じられます。
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まとめ:アニメとゲームの奥深い繋がりを楽しもう!
今回は、アニメ「星のカービィ」のオリジナル要素が、いかにゲームシリーズに逆輸入されてきたかをご紹介しました。
アニメとゲームはそれぞれ独立した作品でありながら、制作スタッフの粋な計らいやファンからの熱い支持によって、これほど多くの要素が相互に影響し合っていたことに驚かれた方もいるでしょう。
こうした細かいネタや繋がりを発見するたびに、カービィの世界はさらに奥深く、魅力的に感じられますね。この記事を通して、あなたがカービィの世界をより深く楽しむきっかけになれば幸いです。
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