『進撃の巨人』は、私たち読者や視聴者に常に問いかけ、考察の余地を与え続けてくれました。完結したいまもなお、その世界観には多くの謎が残されていますよね。
今回は、最新刊まで読み込んだ方でも「え、そうだったの?」と驚くかもしれない、特に深掘りしたい9つの謎について徹底的に考察していきます。あなたが気づかなかった伏線や、新たな視点を発見できるかもしれませんよ!
『進撃の巨人』完結後も残る深すぎる謎9選
単行本、アニメを通して、物語の根幹に関わる重要な要素から、思わずハッとさせられる細かな描写まで、多岐にわたる謎が存在します。
ここでは、特に注目すべき9つの謎をピックアップし、その可能性を探っていきましょう。
1. 謎の年号「845年」の意味
物語の始まりを告げる年号「845年」。現実世界の西暦のように、何かの出来事を起点としているのは想像に難くありません。しかし、その「起点」が一体何なのか、具体的な描写はされていません。
- 作中の歴史と「0年」:エレンの父グリシャがクルーガーを捕食した832年、そして145代フリッツ王がパラディ島へやってきた約80年前。さらに遡る「0年」に何があったのかは、依然として謎に包まれています。
- ユミルの歴史とのズレ:ユミルが巨人の力を得たのは紀元前1000年〜1200年頃とされていますが、エレンがユミルに語りかけた「2000年前」という言葉との間に微妙な時間差が存在します。これは単なる計算の誤差なのか、あるいはフリッツ王による歴史の改ざんの可能性も示唆されています。
- 偽りの年号説:壁内人類を統治するため、フリッツ王が意図的に偽の年号を伝えた可能性も考えられます。もしそうであれば、845年という数字そのものに深い意味はないのかもしれません。
この謎を解き明かす鍵は、作中の歴史の裏に隠された真実にあるのかもしれませんね。
2. 謎の大岩:偶然か、それとも仕組まれたものか?
エレンが初めて巨人の力を使って穴を塞いだ「大岩」。人類初の勝利を象徴するこの岩の右下には、「街ができる前からここにある」という看板がありました。これ、本当に偶然だと思いますか?
- 過去の継承者の関与:あまりにも都合の良い場所に岩があることから、はるか昔の「進撃の巨人」継承者が、未来のエレンのためにこの大岩を設置しておいた可能性も浮上します。もしそうだとすれば、過去の進撃の巨人の継承者がパラディ島に住んでいた、あるいは訪れていたことになります。
人類の未来を左右するような出来事が、偶然の一言で片付けられるはずがないと考えるのが、進撃の巨人ファンとしては自然ですよね。
3. 鎧ブラウンの瓶の秘密
エレンが硬質化能力を手に入れるきっかけとなった「鎧ブラウン」と書かれた瓶。これもまた、偶然手に入れたと考えるには不自然なアイテムです。
- 未来へのメッセージ:過去の進撃の巨人の継承者が、硬質化能力が発現していないエレンのために、あえて「鎧(よろい)」と「ブラウン(ライナーの苗字)」というヒントを組み合わせた瓶を用意し、未来に託した可能性も考えられます。
単なる「硬質化薬」ではなく、そのラベルにまで意味が込められているとしたら、その伏線の深さに鳥肌が立ちませんか?
4. レース系の巨人化薬の出所
ロッド・レイスが持っていた巨人化薬。大量の無垢の巨人を生み出すために用いられたこの薬は、一体どこから、どのように手に入れたのでしょうか?
- フリッツ王が持ち込んだ説:145代フリッツ王がパラディ島へ来た際に、あらかじめ持ち込んでいたという説です。しかし、この場合、巨人化薬の数量には限りがあるはずです。実際にロッド・レイスの死後、彼の家からは巨人化薬が見つかった描写がありません。
- パラディ島内で生産説:パラディ島内で巨人化薬が生産されていたという説です。しかし、どこで、どのように製造されていたのか、その詳細は一切不明です。
巨人の力を操る上で不可欠なこの薬の存在は、物語の裏側で進行していた陰謀を思わせます。
5. スクールカーストの謎
単行本30巻で、瀕死のエレンの記憶の断片に一瞬映し出された「スクールカースト」の文字。これは『進撃の巨人』の単行本巻末に掲載される「嘘予告」の一つであり、27巻の嘘予告と完全に一致していることが判明しています。
- 諫山先生の遊び心:単純に、作者・諫山創先生による読者への遊び心、あるいはコアなファンにしか分からないネタである可能性。
- 並行世界・未来の姿の示唆:しかし、もしこれが単なる遊び心でなく、並行世界や未来の可能性を示唆しているとしたら? 例えば、巨人のいない平和な世界で彼らがどのような姿で生きているのか、その片鱗を垣間見せたのかもしれません。
細部にまで意味を込める諫山先生のことですから、この「スクールカースト」にも何らかのメッセージが隠されていると期待してしまいますね。
6. 単行本の表紙に隠された「ありえない絵」
昔からファンの間で話題になってきたのが、単行本の表紙に描かれた「ありえない絵」です。
- 例:7巻の表紙では、エレンと女型の巨人が戦っている際に、すでに壊滅したはずのリヴァイ班が共に戦っています。また、20巻では、エルヴィンが獣の巨人に突撃する際に、リヴァイの左腕が負傷している描写がありますが、これは実際には起きていません。
他の巻ではあり得る描写もあるため、これらが単なるイメージ図なのか、それとも読者に向けた重要な伏線なのかは、未だに明らかになっていません。特に、雑誌派の読者には分からない単行本だけの伏線が存在するのか、その意図が気になるところです。
7. 9つの巨人に分かれた理由と能力の謎
始祖ユミルが死後、巨人の力が9つに分かれた理由。北欧神話に由来する「9」という数字は理解できるものの、具体的な「いつ」「どのような意図で」「どういう分け方で」9つに分かれたのかは不明です。
- 始祖と進撃の特殊性:他の巨人が「見た目」や「活用法」に由来する名前(女型、超大型、鎧、獣、顎、車力、戦鎚など)であるのに対し、「始祖」と「進撃」だけはその「性質」から名付けられている点が異なります。これは、この二つの巨人が特別であることを示唆しているのかもしれません。
- 能力の謎:鎧の巨人の硬質化能力が他の巨人も使える理由や、女型の巨人が叫び、硬質化、結晶化など多様な能力を持つ理由も謎です。また、獣の巨人が特定の動物ではなく「獣」という抽象的な概念である点も気になります。
- 初期イメージ図の示唆:9つの巨人の初期イメージ図では、始祖の巨人を中心に、3体が特別な描かれ方をしています。おそらく女型の巨人がそのうちの1体と思われますが、残りの2体が何なのかは不明です。
この謎は、巨人の力の根源、そして物語の核心に迫る重要な手がかりになるのではないでしょうか。
8. ウドガルド城跡地の謎
ならず者たちが根城にしていたウドガルド城跡地。これもまた、大岩と並んでその存在意義が謎に包まれています。パラディ島の歴史と関係があるのかもしれませんが、本編で明確に回収されることはありませんでした。
しかし、物語の舞台となった場所一つ一つに意味が込められているのが『進撃の巨人』の奥深さ。この城跡地にも、知られざる歴史が眠っているのかもしれません。
9. エレンの調査兵団入りは偶然だったのか?
物語の始まり、グリシャがエレンに地下室を見せようとしたのは、未来のエレンの影響だったことが30巻で明らかになりました。グリシャの目線の先に未来のエレンがいた、という衝撃の伏線回収でしたよね。
では、子供のエレンがグリシャに「調査兵団に入りたい」と語ったこと、そして超大型巨人の襲来日が同じだったのは、偶然だったのでしょうか?
- 未来のエレンの働きかけ:もしかしたら、未来のエレンが過去のエレンに、直接的ではない形(例えば、夢や無意識の衝動)で働きかけていた可能性も考えられます。エレンはまだ進撃の巨人を継承していないため、未来の記憶を見ることはできませんが、それでも何らかの力が働いていたのかもしれません。
「行ってらっしゃい、エレン」というグリシャの言葉や、エレンの涙の意味も合わせると、この偶然の一致にはまだ隠された真実があるように感じられます。
『進撃の巨人』の深淵をもう一度体験しませんか?
この記事を読んで、改めて『進撃の巨人』の奥深さに触れ、もう一度最初から見返したい衝動に駆られた方も多いのではないでしょうか? 細かな伏線や、物語の重要なターニングポイントを再確認することで、これまで気づかなかった新たな発見があるはずです。
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まとめ
『進撃の巨人』の世界には、年号の謎、大岩や鎧ブラウンの瓶の偶然性、巨人化薬の出所、スクールカーストや単行本の表紙の裏側、9つの巨人の分化、ウドガルド城、そしてエレンの選択の真相まで、数多くの謎が散りばめられています。
これらの謎は、物語をより深く、そして多角的に楽しむためのスパイスであり、私たちが何度も作品を見返し、考察を深める理由でもあります。
完結を迎えた今だからこそ、改めて『進撃の巨人』の壮大な世界に没入し、あなただけの「答え」を見つけてみてくださいね!
