皆さんはアニメ『シャドウハウス』をご覧になりましたか?
貴族の真似事をする「顔のない一族・シャドウ」と、彼らに仕える「顔」の役割を果たす生きた人形たち。不思議な洋館シャドウハウスを舞台に、シャドウであるケイトと、その生き人形のエミリコを中心に物語が展開していきます。
2年ほど前に放送された1期、そしてその後の2期と、謎が深まる魅力的な作品ですよね。実は、2期を視聴した後にもう一度1期を見返してみると、当時は気づかなかった驚きの伏線や意味深な描写がいくつも隠されていることに気づくんです!
今回は、2期を見たからこそ理解できる1期の隠れた見どころを3つご紹介します。既に2期までご覧になった方はもちろん、これから見始める方も、ぜひこれらの視点を持って視聴してみてくださいね。
※この記事には、アニメ『シャドウハウス』1期・2期のネタバレを含みます。ご注意ください。
考察1:ケイトが見つけた「謎の緑の箱」の正体
1期のクライマックス、第12話でケイトがおじい様と共にいる塔で発見した「謎の緑の箱」を覚えていますか?
エミリコを救うため、顔の見えない人形に変身して塔に潜入したケイトは、捜索の途中でこの箱を見つけます。エミリコが中にいるかもしれないと考え、煤能力で中を探りますが、目的のものは見つかりませんでした。ケイトは箱の中身が気になる様子を見せつつも、エミリコの発見を優先し、結局箱を開けずにその場を後にしました。
1期ではこの箱の正体が明かされることはありませんでしたが、2期を見た方ならもうお分かりですよね?
そう、あの箱こそがシャドウと生き人形の「一体化」が行われる「完成の箱」だったのです!
2期でその仕組みが詳しく説明されました。シャドウの煤の力で繭を作り、約1週間~2週間シャドウと生き人形が一緒に入って一体化に成功すれば「完全なシャドウ」として出てくる。失敗すれば「白い煤」になってしまうという恐ろしい箱でした。
1期でケイトが箱を見つけた際、中から煤が出てきていることに気づいていましたが、あれは一体化の最中に出る煤だったのですね。2期では一体化に失敗したシャドウの見るも無残な姿が描かれていましたが、もしケイトがあの時箱を開けていたら、一体化に失敗した「何か」が出てきていたかもしれません。
そう考えると、ケイトが箱を開けなかったのは結果的に正解だったと言えるでしょう。エミリコの捜索どころではなくなってしまう状況だったに違いありません。
考察2:アーヴィーのセリフ「相変わらず容量を得ないな」が意味するもの
1期第4話で、アーヴィーが生贄たちに対して「亡霊騒ぎ」に関する取り調べを行う場面があります。すぐに集まってできる「こびりつき」、それがさらに集まって現れる「怪物のような存在」…恐ろしい事件でしたね。
アーヴィーは、亡霊騒ぎの犯人であるローズマリーに「こびりつきを逃したのはどういうつもりか」と質問します。それに対しローズマリーは、新人のエミリコに色々と教えていたからだと説明します。この時、アーヴィーが返した言葉が「相変わらず容量を得ないな」でした。
この「相変わらず」という言葉に、深い意味が隠されていたのです。
2期で、アーヴィーの主人であるシャドウのバーバラと、ローズマリーの主人であるマリーローズが、同じ時期にお披露目の儀式を行った「同期」であることが明かされます。
つまり、「相変わらず」という言葉は、バーバラとマリーローズ、そして彼らの生き人形であるアーヴィーとローズマリーが、昔からの旧知の仲であることを示唆していたのです。
さらに「要領を得ない」という部分も、2期で描かれた二人の過去に関係していると考えられます。
子供たちの棟で熱いリーダーだったクリストファーがいなくなってから、バーバラはその意思を継ごうと奮闘していました。クリストファーは子供たちの棟の教育改革を行おうとしており、バーバラもその路線を継承しようとします。その際、マリーローズにも協力を頼みますが、マリーローズは「そんな気分じゃない。大人になんてなりたくない」と、その申し出を曖昧な理由で一蹴します。
この時、マリーローズはシャドウと生き人形の一体化を知ってショックを受けていた時期でした。しかし、その事情を知らないバーバラにとっては、マリーローズの曖昧な返答は「要領を得ない」と感じられたことでしょう。求めていた返答とはズレていたのです。
生き人形のアーヴィーもこの一部始終を見ていたからこそ、ローズマリーに対して「相変わらず容量を得ない」という言葉を使ったと推測できます。まるで「肝心なことをはぐらかすのは昔と変わらないな」と言っているかのようにも聞こえます。
何気ない一言で、1期の段階から二人の深い関係性を匂わせていたことに、改めて制作陣のこだわりを感じますね。
考察3:生き人形たちの「過酷な日常」を暗示する疲労描写
2期では、シャドウハウスにおける生き人形たちの生活サイクルが、いかに過酷であるかが明言されます。朝日の入らない部屋、箱のベッド、思考する時間を与えないほどの仕事量、そして少ない睡眠時間…。これらは人間らしい気持ちを徐々に失わせ、道具として扱いやすくするための管理方法でした。さらに、コーヒーによる洗脳効果で、彼らはその「おかしいこと」に気づくことさえできません。
このような過酷な生活を送っていることを匂わせる描写が、実は1期にもあったことに気づきましたか?
例えば、1期第3話でエミリコがルウと共に初めて洗顔場へ行く際、エミリコが大あくびをするシーンがあります。これだけなら何気ない日常の描写ですが、その直後にルウもあくびをするのです。さらに、洗顔場で並んでいた他の生き人形たちも、疲労の色を隠せない顔色をしているのが見て取れます。
この前日に「亡霊騒ぎ」があってその処理に追われていたとはいえ、ここまで生き人形が一様に疲労感を漂わせている場面は、2期で彼らの生活の実態を知った後だと、その過酷さがはっきりと見えてくるようで、思わず二度見してしまいました。
他にも、1期第4話では亡霊騒ぎの犯人探しのため、エミリコ、ショーン、ラムの3人が深夜の見回りをさせられることになります。ショーンがフクロウを持ってきて眠ろうとするシーンは、連日の深夜の見回りのせいで普段の掃除に支障が出ていると彼が語るほどでした。エミリコも朝寝坊をしてしまったと告白していますし、3人の顔にはくまができていましたね。
これらのシーンも、2期を見た後だと、単なる一時的な寝不足ではなく、普段からの仕事量の多さや睡眠不足が常態化している「生き人形の日常」を強く感じさせられます。
シャドウハウスの奥深さを、今すぐあなたの目で!
いかがでしたでしょうか?2期を見た後で1期を見返すと、まるで全く別の作品を見ているかのような感覚に陥りますよね。今回ご紹介した以外にも、きっとたくさんの発見があるはずです。
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まとめ
今回は、アニメ『シャドウハウス』1期に隠された、2期視聴後に気づく驚きの伏線と考察を3つご紹介しました。
- ケイトが見つけた「謎の緑の箱」は、シャドウと生き人形の「一体化の箱」だった!
- アーヴィーのセリフ「相変わらず容量を得ないな」は、バーバラとマリーローズが「同期」であり、過去の出来事を示唆していた!
- 生き人形たちの「過酷な日常」を暗示する疲労描写が、1期にも散りばめられていた!
一度見た作品でも、新たな視点を持つことで、ここまで深く楽しめるのは本当に面白いですよね。
ぜひあなたも『シャドウハウス』1期を見返して、気づかなかった新たな発見があったら教えてくださいね!
