皆さん、こんにちは!アニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』第12話、ご覧になりましたか?
今回は、多くのファンが待ち望んだ「天皇賞・秋」が描かれ、オグリキャップとタマモクロスの熱い激突に胸を熱くした方も多いのではないでしょうか。
この記事では、この伝説的なレースの舞台裏、そして劇中に散りばめられた史実の元ネタエピソードを深掘りして解説していきます。あの感動の瞬間が、さらに色濃く心に残ること間違いなしですよ!
タマモクロス、その悲劇的な生い立ちと精神的な強さ
アニメ第12話の冒頭で描かれたのは、幼少期のタマモクロスとその母親の姿でした。住居を探すも断られ続ける様子は、史実におけるタマモクロスの母「グリーン車」の苦難が元ネタとなっています。
1984年にタマモクロスを出産したグリーン車は、繫養されていた牧場が経営難で売却されてしまいます。複数の牧場を転々とした後、ようやく前行ファームに落ち着くも、神経質な性格が災いして負傷し、タマモクロスの活躍を見ることなく13歳でこの世を去ってしまいます。
この悲しいエピソードは、タマモクロスが秘める繊細さと、それを乗り越えてきた精神的な強さの根源を示しているのかもしれませんね。
1988年 天皇賞・秋、伝説の「芦毛対決」の舞台裏
1988年10月30日、晴天の両馬場という絶好のコンディションで迎えた天皇賞・秋。このレースは、中央移籍後重賞6連勝中の「オグリキャップ」と、現役最強の称号をほしいままにする「タマモクロス」の、まさに「最強芦毛対決」として競馬ファンのみならず一般人をも巻き込み、東京競馬場には12万人もの観客が押し寄せました。
その注目度はすさまじく、オグリキャップが単勝2.1倍の1番人気、タマモクロスも2.6倍と差がなく、2頭の枠連は支持率が80%を超えるほど売れていました。
オグリキャップとタマモクロス、それぞれの思惑と記録
オグリキャップは、G1初挑戦ながら現役最強タマモクロスを抑えての1番人気。前哨戦の毎日王冠を叩いてきたことも有利と見られ、このレースに勝てば、自身とメジロラモーヌが持つ重賞連勝記録を6から7に更新することになります。
一方、タマモクロスは宝塚記念以来久々のレースに加え、2000mの距離はやや短いと思われていました。しかし、こちらは史上初の天皇賞・春秋連覇とG1・3連勝の記録がかかっており、その注目度はオグリキャップに勝るとも劣りませんでした。
伏兵たちの動向と秘められたドラマ
2強以外にも、レースを面白くする伏兵たちがいました。
ロードロイヤル(モデル馬:レジェンドテイオー)は、毎日王冠でシリウスシンボリに蹴られて除外されるというアクシデントに見舞われますが、関係者はこれを「馬に刺激が入った」とポジティブに捉えていました。安藤勝己騎手はオグリキャップに「自分のレースに徹しろ」と指示し、オグリキャップが本来マイラーであることを踏まえ、余計なことをして末脚を鈍らせないことを重視していました。
また、タマモクロスは史実でも神経質な馬で、レース前にまともに調教ができないなどの弱点がありましたが、今回は休養明けにもかかわらず最高の仕上がりを見せていたと言われています。
その他、毎日王冠でオグリキャップの2着だったシリウスシンボリ、同じく毎日王冠で蹴られた影響がありながら巻き返しを狙うダイナアクトレス、そして出遅れが命取りとなるトップガン(モデル馬:トウショウサミット)など、各馬が様々なドラマを抱えてこの舞台に臨んでいました。
まさかの先行策!タマモクロスの覚悟と安藤勝己の「想定内」
いよいよレースがスタート!出遅れたトップガンに対し、普段スタートが今一つなオグリキャップは好スタートを切ります。そして、ロードロイヤルが先頭を奪い、レースを引っ張る展開に。
驚くべきは、これまで後方から末脚を炸裂させて連勝を重ねてきたタマモクロスが、なんと2番手につける先行策に出たことでした!
これには多くのファンがどよめきましたが、安藤勝己騎手にとっては想定内の展開。レース前、調教助手との会話で「後ろから行って前が詰まって届かなかった、みたいな展開はやめてほしい」と言われ、「分かっていますよ」と返していたのです。メンバー構成から前が速くならないと読み、スタートのダッシュが効いたことで、あえて先行策を選んだのでした。
オグリキャップの追走と各馬の思惑
タマモクロスが先行する一方、オグリキャップは7、8番手からいつもの中段からの競馬を進めます。安藤勝己騎手もタマモクロスの先行策には驚きつつも、自分のレースに集中。「向こうは最後バテるぞ」とすら思っていたと言います。
レースはロードロイヤルが先頭をキープし、2番手のタマモクロスは下がる気配を見せません。ファンからは「かかったんじゃないか?」との声も上がりますが、安藤勝己騎手はレース後「かかってませんよ。これが普通です」と一笑に付しています。史実では調教師の小原伊佐美氏も仰天していましたが、安藤騎手に全てを任せていたため、口出しはしなかったそうです。
ロードロイヤルは、昨年のこのレースでニッポーテイオーに敗れた経験を活かし、早めのペースでレースを支配します。並の強い馬なら、この巧みなリードになす術もなかったでしょう。
最終直線、激戦のクライマックスへ!
第4コーナーを回り、逃げるロードロイヤルに対し、タマモクロスがじわじわと差を詰めにかかります。後方に控えていたダイナアクトレスも内を潜り込み、位置を上げてきます。シリウスシンボリも進出したいところでしたが、前が空きません。
しかし、トップガンが直線前に失速し外に膨れたことで、シリウスシンボリの進路が開きます。さあ、ここからか!と思いきや、シリウスシンボリのペースは上がりません。後に骨折が判明し、この日の末脚が発揮できなかったことが分かります。
最後の直線に入ってもロードロイヤルが粘りを見せますが、直線半ばで2番手のタマモクロスが現役最強の意地を見せ、並びかけます。そして、ついに先頭を奪い、独走態勢に入ったかのように見えました。
この魂を揺さぶる激闘、アニメで観るとまた格別ですよね。特に『ウマ娘 シンデレラグレイ』は、史実のドラマを丁寧に、そして熱く描いているからこそ、より一層感情移入できる作品だと思います。
実はこの『ウマ娘 シンデレラグレイ』、全話U-NEXTで視聴可能なんです!
しかも、U-NEXTなら31日間の無料トライアルがあるので、期間内であれば実質0円でこの感動を体験できちゃいますよ。
見逃してしまった方も、もう一度あの興奮を味わいたい方も、ぜひこの機会にU-NEXTで『シンデレラグレイ』の世界に没入してみませんか?登録は下のボタンから、あっという間に完了します!
ロードロイヤルを完全に競り落とし、独走かと思われたタマモクロス。
史上初の天皇賞・春秋連覇達成か!?誰もがそう思ったその時、後方からもう一頭の芦毛が猛然と迫り来ていました。
シリウスシンボリ、ダイナアクトレス、ロードロイヤル…前の馬たちを次々とかわし、怪物と化したオグリキャップが、中段から炸裂させた末脚で、確実に、そして凄まじい勢いでタマモクロスに迫っていたのです。
まとめ
『ウマ娘 シンデレラグレイ』第12話、天皇賞・秋。アニメで描かれたオグリキャップとタマモクロスの激闘は、単なるレース描写に留まらず、それぞれのウマ娘(モデル馬)が抱える背景やドラマ、そして関係者たちの知られざる思惑が緻密に織り交ぜられていました。
史実を知ることで、アニメの感動は何倍にも膨らみますよね。この解説が、皆さんの『シンデレラグレイ』視聴をより一層深いものにできたなら嬉しいです。
まだ観ていない方はもちろん、もう一度あの感動を味わいたい方も、ぜひU-NEXTで『ウマ娘 シンデレラグレイ』を全話観て、あの興奮とドラマを体感してくださいね!
