『報告VTuber』1巻徹底考察!アリス失踪の謎と少女たちの孤独【ネタバレあり】

人気VTuberの謎の失踪、そして代役に抜擢された一人の少女。七瀬れら先生が描く漫画『報告VTuber』(竹書房「まんがライフWIN」連載中)1巻は、VTuberという華やかな世界を舞台に、少女たちが抱える孤独や友情、そして恋の予感を繊細に描き出しています。

特に1巻では、物語の根幹を揺るがす「アリス失踪の謎」や、主人公・大森まほ、学年一のお嬢様・桜井レイカ、そして不登校のゆかり、それぞれが抱える複雑な思いが読者の心を掴んで離しません。「あのシーン、どういう意味だったんだろう?」「アリスはなぜいなくなってしまったの?」そんな疑問を抱えながら読み進めた方も多いのではないでしょうか。

この記事では、『報告VTuber』1巻で描かれた数々の伏線とキャラクターたちの深層心理を、徹底的に深掘り考察していきます。これを読めば、きっともう一度1巻を読み返したくなるはず。そして、新たな発見に胸躍らせることでしょう。

『報告VTuber』とは?華やかなVの世界に隠された少女たちの物語

『報告VTuber』は、ごく普通の女子中学生「大森まほ」が、ひょんなことから人気VTuberグループ「ストーリーパレット」のメンバー「アリス」のピンチヒッターを務めることになる物語です。

歌うことが大好きなまほは、ある日、学校帰りの河原で歌っているところを、学年一のお嬢様であり「ストーリーパレット」のメンバーでもある「桜井レイカ」に見初められます。突然の誘いに戸惑いながらも、まほは失踪したアリスの代役として、VTuberの世界に足を踏み入れることになります。

憧れの世界の裏側には、彼女たち一人ひとりが抱える葛藤や孤独、そしてVTuberとしての「自分」と、現実の「自分」との間で揺れる複雑な感情が隠されています。キラキラしたVTuberの世界と、等身大の少女たちのリアルな悩みが交錯する、新感覚の青春群像劇です。

【ネタバレなし】『報告VTuber』1巻あらすじ:普通の少女が人気VTuberのピンチヒッターに!?

歌うことが大好きな中学1年生の大森まほ。学校帰りの河原で歌を口ずさんでいたところ、突如黒スーツの男に腕を掴まれます。彼を差し向けたのは、まほと同じ学校に通う学年一のお嬢様、桜井レイカでした。レイカはまほにこう告げます。

「あなた、今日からアリスになって」

それは、大人気VTuberグループ「ストーリーパレット」のメンバー「アリス」が姿を消し、そのピンチヒッターをまほに務めてほしいという衝撃の依頼でした。

まほは戸惑いながらも、レイカと、そしてもう一人のメンバーである「ゆかり」と共に、VTuberとしての活動を始めることに。しかし、前のアリスを大切に思うゆかりは、まほに厳しい態度をとります。さらに、現実世界ではまほが思いを寄せる「み君」がストーリーパレット、特にアリスのファンであることが発覚し……。

華やかなVTuberの世界で、まほは「アリス」として輝けるのか? そして、3人の少女たちの友情と、それぞれの抱える心の闇はどうなっていくのでしょうか。


【警告】ここから先は『報告VTuber』1巻のネタバレが含まれます。まだ作品を読んでいない方はご注意ください。


深まる謎:元祖VTuber「アリス」はなぜ姿を消したのか?

『報告VTuber』1巻で読者の心を最も捉えるのは、やはり元祖VTuber「アリス」の失踪の謎でしょう。一体、アリスはなぜ突然姿を消してしまったのでしょうか?

突然の失踪:ゆかりも事情を知らず戸惑い

作中の描写からは、アリスの失踪は非常に突然であり、メンバーのゆかりでさえその事情を全く理解しておらず、戸惑いを隠せない様子が伺えます。これは、アリスが個人的な事情で誰にも告げずにいなくなった可能性を示唆しています。本当にいきなりのことで、事情が分からない状況は、残された側にとって大きな混乱と不安を生み出します。

不登校の過去:前のアリスも不登校だった可能性

ゆかりのセリフによると、まほの前のアリスの中の人も不登校だったかもしれないと語られています。そして、ゆかり自身も不登校であり、その共通点からアリスと仲良くなったとも語られています。

この情報は、アリスが抱えていたであろう孤独や社会との関わり方の困難さを暗示しています。もし彼女が不登校という背景を持っていたとすれば、VTuberという匿名性の高い活動は、彼女にとって特別な意味を持っていたのかもしれません。しかし、それがかえって重荷となり、姿を消すに至った原因となる可能性も考えられます。

正体は未だ不明:今後の物語の鍵を握る?

アリスの正体や、彼女がどこの学校に通っていたのかなど、個人情報は1巻の時点では一切明かされていません。これは今後の物語において、アリスの正体探しが重要なテーマになることを示唆しています。

未だ登場していない新キャラクターがアリスの失踪に関わっていたり、あるいはすでに登場しているキャラクターの中に、アリスの失踪の鍵を握る人物や、彼女の正体を知る人物がいるのかもしれません。読者としては、アリスが再び現れるのか、それとも別の形で物語に関わってくるのか、今後の展開に目が離せません。

孤独を抱える3人の少女たち:まほ、レイカ、ゆかりの複雑な心境

まほ、レイカ、ゆかりの3人は、それぞれ異なる悩みや孤独を抱えています。しかし、その「孤独」があるからこそ、VTuberという活動を通して互いに惹かれ合い、関係を深めていくことになります。彼女たちの内面を深く掘り下げてみましょう。

大森まほ:友達との距離に悩む、変わりたい自分

主人公のまほは、友達はいるものの、どこか距離を感じてしまうことに悩みを抱えています。VTuber活動を通してレイカやゆかりと仲良くなっていく中で、逆に既存の友達との間にさらに距離ができてしまうという新たな葛藤も生まれています。

まほは「変わりたい」という思いを胸にVTuberの世界に飛び込みました。しかし、新しい居場所を見つけることが、既存の人間関係にひずみをもたらす現実に直面します。この悩みは、少しずつ解消に向かう兆しは見せるものの、まだまだ道のりは長そうです。彼女がVTuberとして、そして一人の人間として、どのように成長していくのかが注目されます。

桜井レイカ:お嬢様の仮面と本当の自分

学年一のお嬢様であるレイカは、常に「お嬢様」としてしか周りから見てもらえないことに深く悩んでいます。本当の自分を理解してほしい、お嬢様という肩書きではなく「レイカ」としての自分を評価してほしいという強い願望を抱えています。

さらに、彼女のVTuber活動を父親が認めていないことも、レイカの心を圧迫しています。VTuberという活動は、彼女にとって「お嬢様」ではない自分を表現できる唯一の場所なのかもしれません。周りの一部の人間が彼女の行動を認めているようにも見えますが、それが本心からの応援なのか、命令によるものなのかはまだ不透明です。レイカが本当の自分を受け入れてもらい、父親との関係をどう乗り越えていくのかも、今後の重要なテーマとなるでしょう。

ゆかり:息ができないほどの苦しみとVTuberという居場所

3人の中で最も深い孤独と苦しみを抱えているのがゆかりです。彼女は不登校で学校に通っておらず、中学時代も不登校だったようです。そして、前任のアリスとは不登校という共通点で仲良くなりました。

「息が詰まるほど苦しい思いをした」

という彼女のセリフは、その心の闇の深さを物語っています。ゆかりにとってVTuber「ストーリーパレット」は、社会との接点であり、唯一の「居場所」なのです。アリスがいなくなったことで、その居場所が失われることを何よりも恐れ、だからこそVTuberという存在にしがみついているように見えます。

まほは「変わりたくて」、レイカは「本当の自分を見て欲しくて」VTuberになったのに対し、ゆかりは「孤独を抱え、居場所を求めて」VTuberになった。それぞれの動機が異なるからこそ、VTuber「ストーリーパレット」は多様な魅力を持ち、同時に複雑な人間関係を育んでいるのです。

ゆかりがまほを拒絶した理由:アリスへの深い思いと恐怖

1巻では、ゆかりがまほに対して非常に厳しく接する場面が多く描かれています。なぜゆかりは、まほにそれほどまで強い態度をとったのでしょうか?

「代わり」「スペア」を認めない心情

ゆかりにとって、前任のアリスはかけがえのない大切な仲間でした。だからこそ、アリスの「代わり」や「スペア」となる存在を求めていなかったのです。レイカが連れてきたまほに対し、戸惑いとアリスへの強い思いが交錯し、まほには何の落ち度もないのに、その感情をぶつけてしまいました。

大切な仲間を突然失ったばかりの状況で、すぐに「はい、今日からこの子が代わりです」と言われても、簡単に受け入れることはできません。これは多くの読者が共感できる心情でしょう。私も同じ立場なら、複雑な気持ちになるはずです。

まほの「素人」であることへの苛立ち

また、まほがVTuberについて何も知らない「素人」だったことも、ゆかりの反感を買う一因となりました。VTuberとしての活動に全てをかけているゆかりにとって、その世界を軽んじているかのようなまほの態度(意図せずとも)は、苛立ちを感じさせるものでした。

最愛の友を失ったばかりの心境と、VTuber活動への強いこだわりが相まって、ゆかりのまほへの態度は厳しくなってしまったのです。

「アリスの居場所がなくなってしまう」という恐怖

しかし、ゆかりがまほに厳しかった最大の理由は、もしかすると「アリスが戻ってきた時に、彼女の居場所がなくなってしまうことを恐れていたから」かもしれません。

もし、ピンチヒッターであるまほがVTuberとして成功し、人気を集めてしまったら、本物のアリスが戻ってきた時に、アリスが戻る場所がなくなってしまうのではないか。その恐怖が、ゆかりをまほへの拒絶へと向かわせたのかもしれません。

この問題は、今後の物語の大きな課題となるでしょう。もしアリスが戻ってきたら、ピンチヒッターのまほの立場はどうなるのか? まほはVTuber活動を続けるのか、それとも「アリス」としての役割を終えるのか? 彼女たちの関係性とVTuberグループ「ストーリーパレット」の未来に、大きな影響を与えることになりそうです。

まほの恋の行方:み君は「アリス」の向こうに「まほ」を見るか?

まほの恋の行方も、『報告VTuber』1巻の見どころの一つです。彼女が思いを寄せる「み君」との関係は、VTuber活動を通して思わぬ方向へと発展していきます。

み君の正体は「ミント」!アリスの熱烈なファン

なんと、まほの好きな人である「み君」は、VTuberグループ「ストーリーパレット」の熱心なファンであり、特にアリスのファンでした。しかも、彼は「ミント」というハンドルネームでコメントを書き込んでいる、いわゆる「古参リスナー」だったことが明かされます。しかし、まほはそのことに気づいていない状況です。

SNS上での匿名性ゆえに、現実の人物と繋がっていることに気づくのは難しいもの。読者としては、いつかまほがみ君の正体に気づく日が来るのか、ドキドキしながら見守ることになるでしょう。

まほがアリスに声が似ていることに気づいているみ君

さらに驚くべきは、み君が「まほの声がアリスに似ている」ということに、早い段階で気づいていたということです。彼の鋭い洞察力は、今後の物語で重要な役割を果たすかもしれません。

現状、み君は「アリス」としてのまほに興味を持っています。しかし、レイカやゆかりは「アリスとして興味を持ってもらえているのだから、いずれまほとしても興味を持ってもらえるはず」と語っています。

全く興味がなければ、そもそも話しかけたりすることはないでしょう。話しかけられるということは、少なからず「脈あり」の可能性を秘めているとも言えます。VTuberとしての自分と現実の自分、この二つの顔を持つまほが、み君との関係をどのように進展させていくのか、今後の恋の行方にも目が離せません。

『報告VTuber』2巻以降の展開予想!物語はどこへ向かうのか?

1巻で多くの謎や課題が提示された『報告VTuber』。2巻以降の物語は、一体どのような展開を見せてくれるのでしょうか? いくつかの展開を予想してみましょう。

  • アリス失踪の真相解明
    やはり最大の焦点は、アリスがなぜ姿を消したのか、その理由が明かされることでしょう。彼女が不登校だった過去や、ゆかりとの関係性など、既に提示された情報がどのように繋がっていくのかが気になります。もしかしたら、失踪の裏には大きな事件が隠されているのかもしれません。
  • 新VTuber「時ト」の登場と物語への絡み
    1巻で度々話題に上がった、VTuber「時ト」。彼女もVTuberとして力をつけているようですが、今後どのようにストーリーに絡んでくるのでしょうか? ストーリーパレットと対立する存在なのか、それとも新たな協力者となるのか、彼女の存在が物語にどのような化学反応を起こすのかが注目されます。
  • ピンチヒッター終了後のまほの進路
    もし本物のアリスが戻ってきたら、ピンチヒッターであるまほの役割は終わりを迎えます。その時、まほはVTuber活動を続けるのか、それとも別の道を選ぶのか。また、VTuber活動を通して得た成長や経験が、彼女の今後の人生にどう影響していくのかも描かれるでしょう。これはまだ先の話かもしれませんが、非常に重要なテーマとなりそうです。
  • 3人の悩みの解消と成長
    まほの友達関係の悩み、レイカのお嬢様としての苦悩、そしてゆかりが抱える深い孤独。これら3人の少女たちの悩みは、1巻ではまだ解決の糸口が見えない部分も多いです。しかし、VTuberという活動、そして互いの絆を通して、少しずつそれぞれの悩みが解消され、彼女たちが人間として成長していく姿が描かれることを期待します。
  • フェスの開催と物語への影響
    作中で話題になっていた「フェス」。VTuberにとっての一大イベントであるフェスが、物語にどのような影響を与えるのかも気になります。フェスでのパフォーマンスが、3人の関係性やVTuberとしての立ち位置を大きく変えるきっかけとなるかもしれません。

アリスの正体は今のところ情報がほぼゼロなので、その解明は最も難しい課題となりそうです。しかし、それだけに今後の展開が非常に楽しみですね!

『報告VTuber』をVODで深読みしよう!

『報告VTuber』1巻を読み終え、この記事でさらに考察を深めたあなたは、きっともう一度作品を見返したくなったのではないでしょうか? キャラクターたちの繊細な表情やセリフの裏に隠された真意、伏線として散りばめられた描写など、繰り返し読むことで新たな発見があるのが漫画の醍醐味です。

漫画『報告VTuber』は、多くの電子書籍サービスで配信されています。中でもU-NEXTは、豊富な作品ラインナップと毎月もらえるポイントで、お得に漫画を楽しむことができる非常におすすめのサービスです。

U-NEXTなら、無料トライアル期間中に付与されるポイントを使って『報告VTuber』をお得に読むことができます。さらに、アニメや映画、ドラマなどの動画見放題作品も充実しており、きっとあなたの新たな「好き」が見つかるはず。

この機会にU-NEXTに登録して、『報告VTuber』の世界をさらに深く掘り下げてみませんか? 作品を読み返して、あなた自身の考察を巡らせてみましょう。

まとめ:『報告VTuber』が描くVTuberの光と影

『報告VTuber』1巻は、VTuberという夢のような世界を舞台にしながらも、その裏で少女たちが抱えるリアルな悩みや葛藤を鮮やかに描き出しています。謎の失踪を遂げたアリス、友達との距離に悩むまほ、お嬢様の仮面に苦しむレイカ、そして深い孤独を抱えるゆかり。彼女たちのそれぞれの「孤独」が交錯し、VTuberという活動を通して新しい関係性を築いていく様は、読者の心を強く揺さぶります。

1巻の時点ではまだ多くの謎が残されており、今後の展開への期待が膨らむばかりです。ぜひU-NEXTで『報告VTuber』を読み返し、少女たちの心の機微や、複雑に張り巡らされた伏線をもう一度じっくりと味わってみてください。彼女たちの物語が、あなたの心にも深く響くことでしょう。

「この記事で紹介した作品、もう一度観たくなった」「ちょっと気になってきたな…」と思ったあなたに、朗 報です! 国内最大級の動画配信サービス U-NEXT なら、今回取り上げた作品はもちろん、29万本以上の映画・ドラマ・アニメが見放題! しかも、31日間の無料トライアルを実施中なので、期間内に解約すれば料金は一切かかりません。 さらに、無料トライアルに登録するだけで、最新作のレンタルや漫画の購入に使える600円分のポイントもプ レゼント。 「観たい」と思ったその瞬間を逃さずに、最高のエンタメ体験を始めてみませんか?
アニメ
タイトルとURLをコピーしました