こんにちは!YouTubeチャンネル「ゆっくりインアビスへようこそ!」でも取り上げられている『メイドインアビス』の魅力について、今回は特に心を揺さぶる存在、ミーティに焦点を当てて深掘りしていきます。
ナナチの「宝物」でありながら、その姿と運命に多くの視聴者が涙したミーティ。アニメを見返すと、彼女が辿った悲劇的な「上昇負荷実験」のシーンは、まさにトラウマ級の衝撃ですよね。しかし、その壮絶な描写の裏には、ミーティの純粋で優しい心が確かに息づいていました。今回は、作中で最も悲しすぎる存在として描かれる純粋な少女、ミーティについて、その詳細な人生を紐解いていきましょう。
ミーティとは?まずは基本情報を押さえよう
まず、ミーティの基本的な情報からご紹介します。ミーティは、深界4層でナナチと一緒に暮らしている「成れ果て」の一人です。その姿は崩れた獣のようであり、知性や理性を持たず、会話することもできません。ただ、苦しげな鳴き声を上げることしかできない彼女ですが、その声からは何かを訴えかけているような雰囲気が感じられます。
原作3巻やアニメ1期12話では、ナナチの治療を受けているリコの上にそっと乗ったり、リコの夢の中に現れたりと、何らかの意思があるようにも思えます。しかし、その真意を読み解くことは非常に難しいのが現状です。
純粋な少女ミーティの人間時代
そんな現在のミーティからは想像もつきませんが、彼女もナナチと同様に、もとは人間の子どもでした。赤毛のボサボサとした髪に、少し露出度の高い服を身につけた、可愛らしい女の子です。
性格は明るく活発で、何にでも興味を示し、ぐいぐいと先へ進むタイプ。まるでリコを少し野生児っぽくしたような性格だと言えば、イメージしやすいでしょうか。さらに驚くべきことに、ミーティもまた「白笛」に強い憧れを抱いていました。この白笛への憧れが、後に彼女の悲劇へと繋がっていくことになります。
ミーティは、アビスの「上昇負荷」を克服するための人体実験を行っていた白笛「黎明卿 ボンドルド」についていきます。ミーティにとって、憧れの白笛がアビスへ連れて行ってくれるという出来事は、まさに夢のような話だったのです。
ナナチとの出会い、そして絆
アビスに向かう道中で、ミーティはナナチと出会います。もともと社交的ではなく、いつも独りぼっちで、周囲からは避けられがちだったナナチ。そんなナナチに、最初に声をかけたのがミーティでした。
ミーティはナナチを「相棒」と呼び、優しく接しました。その純粋な優しさに、ナナチも次第に心を開いていき、ミーティのことを「オイラの一番の宝物」と感じるほど、かけがえのない存在となっていきます。ミーティのあまりにも良い子な性格が、ナナチの心を救ったのです。
最悪の悲劇「上昇負荷実験」
しかし、そんな二人に最悪の悲劇が訪れます。ボンドルドは、アビスの深層に活動拠点を確保し、侵攻不能だったルートを開拓するなど、数々の功績を残した偉人ですが、その裏で子どもたちを集め、深界6層でとんでもない人体実験を行っていたのです。
ボンドルドは、アビスの呪いを肩代わりさせるための実験として、ミーティとナナチをそれぞれ昇降機に閉じ込め、深界6層へと落下させました。そして、2人を同時に引き上げることでアビスの呪いを発動させ、ミーティにナナチにかかる呪いを肩代わりさせたのです。
深界6層のアビスの呪いは、「人間性の喪失」もしくは「命を失うこと」です。2人が乗った昇降機が深界5層へと一気に引き上げられると、2人分の呪いを受けたミーティは一瞬にして肉塊のような姿の「成れ果て」になってしまいます。一方、呪いを肩代わりされたはずのナナチは、ウサギのような獣人の姿へと変化しました。
不死身のミーティ、そしてナナチの苦悩
ミーティの悲劇はこれで終わりませんでした。この実験の結果、ミーティは「不死身」の能力を手に入れてしまったのです。その結果に興味を持ったボンドルドは、ミーティを実験道具として使い続けます。何度もすり潰しては生き返らせたり、遺物「枢機へ還す光(スパラグモス)」で左目を潰したりと、ミーティは想像を絶する拷問を受け続けることになります。
成れ果てになった後も酷い目に遭うミーティを、ナナチは耐えられませんでした。ミーティを背負い、ボンドルドの元から逃げ出したナナチは、深界4層の力場のない場所でミーティと二人で暮らすことになります。
しかし、ナナチにはミーティとの約束がありました。実験の際、「もし自分が人間でなくなったらその命を奪ってほしい」とミーティに頼まれていたのです。不死身のミーティを消すことができないナナチは、死ねない親友を何度も消そうとする、という地獄のような日々を送ります。
そんな時、ナナチはレグの「火葬砲(インシネレーター)」を目にします。その威力を見たナナチは、レグの「火葬砲」がボンドルドの「枢機へ還す光」と同じだと気づき、レグにミーティを消してほしいと懇願するのです。
アニメ1期の最終話で描かれるこのシーンは、まさに『メイドインアビス』の“度し難さ”を象徴する場面ですよね。悲しい別れであるにもかかわらず、そこにはどこかすっきりとした、そして深い感動が横たわっていました。
ミーティとナナチの深い絆、そして胸を締め付ける別れのシーンは、『メイドインアビス』の中でも特に印象的な場面ですよね。この感動と衝撃を、ぜひご自身の目で確かめてみませんか?
実は、『メイドインアビス』のアニメ全シリーズは、U-NEXTで全話見放題配信されているんです。しかもU-NEXTなら、初回登録の方に限り31日間の無料トライアルがあり、この壮絶な物語を実質0円で心ゆくまで楽しむことができます。ミーティの純粋さと悲劇、そしてナナチとの揺るぎない絆を、高画質で今すぐ体験してください。登録は下のボタンからたった3分で完了しますよ!
イルぶるでの再登場と最後の別れ
ミーティとナナチの物語は、ここで終わりではありません。深界6層にある成れ果ての村「イルぶる」にリコたちが訪れた際、ナナチはベラフという成れ果てと一緒にいるミーティに出会います。このミーティは、ベラフが作り出したコピーでした。
以前ボンドルドがミーティを連れて「イルぶる」にやってきた際、ベラフは一目でミーティを気に入り、自分の「価値(ハク)」と引き換えに、ミーティをコピーしたのです。ベラフはミーティのために、自身の724本の足と感覚器の一部、体長の5割という、とんでもない犠牲を払いました。
コピーだと分かっていても、ベラフに体を吸われ続けるミーティを見捨てることは、ナナチにはできませんでした。ナナチは自分自身を「価値」として差し出し、ミーティをベラフから買い取ります。そして、ミーティとナナチは一時、幸せそうに二人でベラフの元で過ごすことになります。
しかし、この幸せな時間は長く続きませんでした。成れ果ての姫ファプタと、ボンドルド同様にサイコパスと呼ばれるワズキャンの企みにより、原生生物が「イルぶる」の村に侵入し、村は崩壊。アビスの力場が流れ込み、「イルぶる」の人々は次々と消滅していきます。
村の力で作られたミーティも例外ではなく、ナナチは再びミーティと別れることになります。消えていくミーティのシーンは、切なくも感動的でしたね。ナナチの前向きな姿も相まって、胸に迫るものがありました。こうして、ミーティは再び物語から姿を消すことになります。
作画の進化?ミーティが可愛くなった理由
ミーティは本当に可愛そうで、見るたびに胸が締め付けられるキャラクターですが、実は作中で登場するたびに「可愛くなっている」ことに気づいていましたか?
特に「イルぶる」の村でのミーティは「壺ミーティ」と呼ばれ、その可愛らしい姿が印象的でしたよね。初めて登場した際は、どちらかというとドロっとした液状で、少し恐ろしい見た目でした。しかし、登場回数を重ねるごとに、丸みを帯びてきて可愛らしい姿へと変化していったのです。
これは、作者のつくしあきひと先生の絵柄が変わったというよりは、むしろ意図的な演出だと考えられています。つくし先生は元々イラストレーターの仕事をされており、絵柄は比較的安定しています。ミーティが原作で可愛らしく描かれ始めたのは、原作3巻で彼女が成れ果てになるまでの過去が判明した頃からなのです。
つまり、読者の感情移入をより強くするために、あえてミーティを可愛らしく変化させていったのだと思われます。つくし先生のそうした細やかな演出は、本当にすごいですよね。「壺ミーティ」がぬいぐるみとしても人気が高いことからも、その狙いが成功していることが伺えます。
このように、どんどん可愛らしくなって登場するミーティ。もしかしたら、最終的にアビスの祝福を受けた、ナナチのような獣人ミーティが原作に登場するかもしれません。もしそうなれば、祝福姿のナナチとミーティが並び立つ、感動的なシーンが見られるかもしれませんね!
まとめ:ミーティが教えてくれる「メイドインアビス」の魅力
今回は、『メイドインアビス』に登場するミーティについてご紹介しました。ミーティは作中屈指の、あまりにも可愛そうな運命を辿ったキャラクターです。
最終的には消滅してしまうミーティですが、彼女の悲壮感には不思議と愛着が湧いてしまうものがありますよね。そんな複雑な感情を抱かせるキャラクターを描けるところが、『メイドインアビス』という作品の奥深さであり、最大の魅力だと改めて感じます。
ミーティのご冥福をお祈りしつつ、いつか彼女が、もっときれいな姿で物語に再登場してくれることを願うばかりです。皆さんはミーティについてどう思われますか?ぜひコメントであなたの感想を教えてくださいね。
『メイドインアビス』は、想像を絶する世界観と、心を抉るようなストーリーが魅力の作品です。まだご覧になっていない方は、ぜひこの機会に全シリーズを視聴してみてくださいね。
