皆さん、「機動戦士 ガンダムジークアックス」の第1話はご覧になりましたか?
ただの「ガンダム」作品では終わらない、驚きの『ifの世界』が描かれていましたね。
今回は、第1話に散りばめられた様々な小ネタ、元ネタ、そして今後の展開を予感させる重要なポイントを徹底的に解説していきます。もしかしたら、あなたが見逃していた新たな発見があるかもしれませんよ!
『ジオンが勝利した世界』の宇宙世紀:現実と仮想の交錯
「機動戦士 ガンダムジークアックス」の世界は、1979年放映の「機動戦士ガンダム」と同じ宇宙世紀が舞台です。しかし、その展開は大きく異なり、「もしジオンが地球連邦に勝利していたら?」という『ifの世界』、仮想戦記の世界として描かれています。
変わったザクとペガサス級、そしてサイド6の独立
- 冒頭に登場した黄色のザクと緑色のザクは、本来宇宙世紀79年に戦場投入された機体です。ジークアックス本編は宇宙世紀85年が舞台。これらは1年戦争時代に使われた機体が民間に払い下げられた、いわば「お下がり」なんですね。本来はモスグリーン色のザクが、建設業者やジャンク屋の払い下げ品として登場するのは、敗戦後の世界経済の一端を表しているかのようです。
- ザクと組み合っていた強襲揚陸艦ソドンは、本来地球連邦軍のペガサス級。それがこの世界ではジオン軍が運用しています。サイド6からの入港禁止信号は、ジオンが地球連邦に勝利した結果、宇宙に住む人々「スペースノイド」に主権が認められ、各コロニーが独立した国家として扱われていることを示唆しています。
- 「ジオンは他サイドの面倒を見る余裕がない」というセリフは、正史で地球連邦とジオンの国力差が30対1だったことを考えると非常に示唆的です。国力1/30のジオンが勝利したため、地球や宇宙の各サイドを統治できるほどの余裕がない現状が分かります。
- シャリアブルの「連邦軍の廃兵の食い扶持」というセリフも、連邦が敗北し軍が縮小された結果、大量の元連邦軍人が失業し、旧型機を割り当てられて民間で仕事をしているという、厳しい現実を物語っています。
警告音とニュータイプ能力、そして木星からの英雄
- ソドン艦内で流れる警告音は、正史のホワイトベースの警報音と似ていますが、音程が一定。細かい部分にも「if」の世界観が表現されています。
- シャリアブルが赤いガンダムの接近に「キーン」という音でニュータイプ能力を発動させるシーンは、正史のニュータイプ発動音とは明らかに異なります。この「ツーン」という音は、シャリアブルのニュータイプ能力が低下している可能性を示しているのかもしれません。
- シャリアブルが「木星の男」であることにも注目です。木星は核融合炉の燃料ヘリウム3の原産地。ジオン公国にとって必要な資源を遠い木星まで行って持ち帰った、まさに英雄的な人物であることが分かります。
マチュとハロの謎:未来への希望か、それとも…?
コロニーのリアルとマチュの「本物の空」
- マチュの「直径6.4kmのスペースコロニーは113.5秒に1回回転し、1Gの遠心力を生み出している」というセリフは、実在するオニールの島(三号コロニー)のスペックと同じ。細部までこだわりが感じられます。
- 「本物の空は足の下にある」というマチュのセリフは、コロニーの「偽物の空」に対して、外壁の向こうに広がる「宇宙(スペース)」を指しています。ガンダムでは「空=宇宙」と読み替えることがあります。彼女の地球への憧れも感じられますね。
- マチュのスマホの壁紙にクラゲが設定されているのも、彼女のコロニー外への強い憧れ、特に地球の海への想いを表しているようです。
インストーラーデバイスの正体
- マチュが偶然手に入れたインストーラーデバイスは、本来武装が使えないモビルスーツ(水色の物合い)に、武装を使えるようにする(ピンク色の物合い)ためのアイテムでした。テロリストやクランバトル御用達のアイテムという点が、この世界の治安の悪化を示唆しています。
- 正史では連邦軍のテム・レイ技術大尉が、ジオンのモビルスーツ回路を参考に開発した「テム・レイの回路」がありました。このインストーラーデバイスは、そのジオン回路が改めて映像化されたものと言えるでしょう。
ジークアックスに宿る力:超常技術と深まる謎
シャアの行方とサイコミュの進化
- 小位が「シャア大佐を語るバカはたくさんいました」と語るシーンで重要なのは、シャアが宇宙世紀79年に行方不明にもかかわらず、ジオンでは大佐の階級のままという点です。これはキシリアが「シャアは死んでいない」と口添えしたためと考えられます。キシリアはシャアの行方を突き止めるために、ジークアックスの開発・派遣に関わっている可能性が浮上します。
- ジークアックスに搭載された「オメガ・サイコミュ」は、考えただけで機体を制御できる「脳波制御可能」なデバイス。赤いガンダムの「アルファ・サイコミュ」の全身とも言える貴重なデバイスであることが、ジオンの台所事情の厳しさも伺わせます。
- エグザベがフラナガン・スクール出身であることから、この時代のジオンではニュータイプを育成し、戦場に投入する機関が存在することが分かります。正史と比べると、この世界はニュータイプに比較的「優しい」のかもしれません。
グラナダの証人とジオンの内紛
- ジークアックスの仕様やオメガ・サイコミュの運用には「グラナダの承認」が必要です。グラナダはジオンの月面基地であり、キシリアが率いる一大拠点。ここでもキシリアの思惑が見え隠れします。
- 小位のセリフから、オメガ・サイコミュが実戦で使われておらず、訓練でも事故を起こした可能性があることも分かります。
- マ・クベの昇進は、ジオン内部の派閥争い、特にキシリアとギレンの内紛を示唆しています。マ・クベがどちら側につくかでジオンの将来が決まる…今後の展開が気になりますね。
混迷するコロニー:難民と三つ巴の戦い
- にゃんがテロリストに疑われつつも実は難民であったことは、1年戦争による甚大な被害と、地球連邦敗北後のスペースノイドの治安悪化が原因です。中立のサイド6ですら難民キャンプができている現状は、ジオンが勝った世界でも「自由」ではない苦しい生活が続いていることを示しています。
- ズマ・コロニー内での戦闘は、ジオン軍、サイド6の軍警察、そして謎の赤いガンダムという三つの勢力が存在し、一見味方に見える勢力間にも深い溝があることが分かります。
- にゃんの相言葉「こんにちは。お急ぎですか?」は、1年戦争時のジオンのスパイ、ミハルが使っていた相言葉が元ネタ。ファンには嬉しい小ネタです。
- マチュの「空って自由ですか?」という質問に、ハロが「自由!自由!」と答えるシーンは印象的です。ハロはジークアックスの起動方法を知っていたり、マチュの心情を理解した会話をしたりと、かなりの謎を秘めています。未来のマチュ説やアムロが裏で操縦している説など、様々な考察が飛び交っていますね。
マチュ覚醒!ジークアックスの異常な性能
赤いガンダムとの激闘
- ジークアックス対赤いガンダムの戦闘シーンでは、赤いガンダムがビット兵器と頭部バルカン砲を装備していることが分かります。
- エグザベがオメガ・サイコミュのロックを解除できず、通常制御で戦ったためにジークアックスが本来の性能を発揮できなかったことが示されています。一方、赤いガンダムのパイロットは優秀で、サイコミュ機相手に互角に渡り合っています。
- コロニー内でのビーム兵器の使用は原則禁じられています。コロニーの外壁が破られると宇宙に吸い出される危険があるため、赤いガンダムのパイロットがビーム兵器を使わなかったのは、その辺りを心得ているからでしょう。
ハロが解き放つ真の力
マチュがザクからジークアックスに乗り換える思い切りの良さは、歴代ガンダム主人公を彷彿とさせますね。そして、ここで最大の謎が明かされます。
ザクもジークアックスの操縦方法も知らないマチュを助けたのは、なんとハロでした。エグザベですら解除できなかったオメガ・サイコミュのロックを、ハロが「ロックが外れる!」と言った瞬間に解除。画面には「ACTIVATION SUCCESSFUL (起動成功)」と「UNLOCK COMPLETE (解除完了)」の表示が。
スクール主席卒業の超優秀なエグザベでも解除できなかった軍事機密を、ハロが知っている。一体ハロの正体は何なのでしょうか?
そして、コックピット変形後、ジークアックスは脳波制御へと移行。マチュが思っただけで、武装を見つけ、拾い、ザクの攻撃を自動防御、自動回避、そして自動攻撃するのです。これはアームレイカーに近い操縦系統で、マチュは操縦デバイスを適当に握っていただけなのに機体が動いていました。
シャリアブルが「動いた」と驚き、小位も「エグザベ君すごいじゃん」と勘違いする中、マチュによって起動したジークアックスは、本来宇宙世紀96年のユニコーンガンダムで実現する「フルサイコフレーム機」の機能、つまり脳波制御、自動防御・攻撃といった技術を、なんと10年も早く実現しているのです。アームレイカーに似た操縦系統も宇宙世紀93年まで待たなければ現れないはず。ジークアックスに「何かが入っている」という説も囁かれますが、胴体が引き上げられるように異常な立ち上がり方をする様子も、その説を裏付けているのかもしれません。そして、シャリアだけが「ガンダムクワックス」と呼んでいる点も、彼の開発への関与を匂わせます。
マチュがジークアックスに乗って初めて見た「キラキラ」は、ニュータイプ同士の感応に相当する現象。しかし、マチュが見たのは人間ではなくモビルスーツである赤いガンダムでした。ここでも、ジークアックスの中に人間が入っている可能性が示唆されます。
第1話だけでこれほどの情報量と謎が詰まっているなんて、本当に驚きですよね!この興奮と感動を、もう一度最初からじっくりと味わいたくありませんか?
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【先行劇場ネタバレ注意】シャリアブルの真の目的とは?
ここからは先行劇場ネタも含みますので、テレビ版のみ視聴の方はご注意ください。
第1話から不穏な動きを見せるシャリアブルですが、彼の真の目的は何なのでしょうか?エグザベがオメガ・サイコミュを起動できないと知りながら、彼を赤いガンダムにぶつけたのはなぜなのか。
シャリアブルはジオンへの忠誠ではなく、シャアを信奉している存在です。彼の目的は、シャアと共にニュータイプが導く世界の構築でした。つまり、シャリアブルはシャアを探しながら、いずれジオンを裏切ることを画策し、そのためにニュータイプを集めようとしているのです。
エグザベが覚醒してオメガ・サイコミュを起動できれば良し、できなくても「起動できる誰かの手に渡れば良し」と考えていることが分かります。キシリアはギレンに勝つため、そしてシャアを探すためにジークアックスを開発。シャリアブルもまた、シャアを追い求め、いつかジオンを倒すためにジークアックスに関わっていると見ることができます。この流れを見ると、シャリアブルが最終的なラスボスになる可能性は非常に高いと言えるでしょう。
まとめ:新たなガンダムの歴史が今、始まる!
「機動戦士 ガンダムジークアックス」第1話、いかがでしたでしょうか?
主人公マチュの、いきなり人のガンダムに乗り込む勢いの良さと、出たとこ勝負の危なっかしさがたまらないですよね!目が離せない魅力的なキャラクターです。
そして、情報量の多さもさすがの一言。ジオンが勝利した「ifの世界」がどうなったのかの一端を見せてくれましたが、特に地球に関する部分はまだ未知数。CMでもマチュが「地球行きたい、絶対行きたい」と語っていたので、地球訪問の流れになるのは間違いなさそうです。
エンディングテーマも最高で、何度もリピートしたくなりますね。
この作品は、ガンダムファンならずとも引き込まれること間違いなしです!ぜひ、ご自身の目でこの新たな宇宙世紀の物語を体験してみてください。
