「我が名は鳳凰院凶真!未来を、過去を、そして世界線をも支配する狂気のマッドサイエンティストである!」
あの名作SFアニメ『シュタインズ・ゲート』が、なんとハリウッドで実写化されるというビッグニュースが飛び込んできましたね! タイムリープ、世界線の変動、そして仲間との絆……その全てが緻密に描かれた本作は、多くのファンの心を掴んで離しません。
今回は、そんな『シュタインズ・ゲート』のハリウッド実写化を記念して、作中の最も重要な謎である「世界線」の仕組みについて、深く考察していきたいと思います。観た方も、まだの方も、この考察を読めばきっと、もう一度あの感動を味わいたくなるはずですよ!
アルファ世界線で、まゆりの死はなぜ避けられなかったのか?
物語の序盤、主人公・岡部倫太郎(オカリン)が何度タイムリープを繰り返しても、なぜか椎名まゆりは悲劇的な死を遂げてしまいます。作中では「アトラクタフィールドの収束」によって避けられないと説明されますが、まゆりの死はアルファ世界線にとって、そこまで重要なことなのでしょうか?
この謎を解き明かす鍵は、以下の2つのポイントにあります。
- 未来が原因となって、つじつまを合わせるように過去が変わる。
- アルファ世界線では、未来でSERNによってタイムマシンが開発されることが確定している。
では、これがどのようにまゆりの死へと繋がるのでしょうか。まず、SERNがタイムマシンを開発するには、牧瀬紅莉栖(クリス)の協力が不可欠です。クリスが生存するためには、秋葉原でのラジオ会館会見に足を運ぶ必要があり、そのためには会見が中止になるように、タイムマシンが時間に出現しなくてはなりません。
つまり、アルファ世界線ではクリス生存のためにタイムマシンが必要となります。このタイムマシンはどこから来たのか? 実は、SERNと対立するオカリンが独自に作り上げたものなのです。SERNがタイムマシンを完成させるためには、彼らに対立するオカリンがタイムマシンを作る必要が生まれるという、なんとも皮肉な状況ですね。
そのため、この世界線ではオカリンがタイムマシンを作ろうと思わなければなりません。その動機となるのが「過去に戻ってでもやり直したい」と強く願う出来事、つまり「まゆりの死」だったのです。
以上から、まゆりの死はSERNがタイムマシンを作ることに端を発しており、アルファ世界線では変えることができない「収束」だったと考えられます。何度やり直してもまゆりを救えなかったのは、このような深遠な理由があったからなのですね。そして、まゆりを救うためには、アルファ世界線から抜け出すことだけが唯一の道だったのです。
Dメールとタイムマシン、世界線を変えられる道具の謎
次に、Dメール(未来ガジェット1号機「電話レンジ(仮)」で送る過去へのメール)がなぜ世界線を変えられるのか、そしてタイムマシンとの違いについて考えていきましょう。作中では、24話を除いて、オカリンが感知できるレベルの世界線変動はDメールでしか起こっていません。
過去を変えるための道具は、必ず開発されなければならないという考え方があります。シュタインズ・ゲートの世界ではパラレルワールドは存在せず、世界線はただ一つとされています。そのため、過去改変によって道具を作る必要がなくなるといった矛盾が生じないようにする必要があるのです。
Dメールが世界線変動を起こせる理由は、それが「過去を改変するものではなく、過去がそうあった世界線への移動を行うもの」だからです。例えば、2時0分0秒にDメールを送り、2時0分1秒に電話レンジのない世界線Bに移動したとしても、Dメールが送られた2時0分0秒の瞬間には世界線Aに電話レンジが存在するので矛盾しません。
要約すると、過去に干渉する瞬間に使用する道具が存在すれば矛盾が起きないため、時間移動を伴わないDメールでは過去の改変が可能になるのです。
これに対し、タイムマシンは物理的に過去に移動します。もしタイムマシンに乗って過去に戻り、そのタイムマシンが作られるのを阻止しようとした場合、成功してしまうと過去に干渉した瞬間にタイムマシンが存在しないことになり、矛盾が生じます。そのため、タイムマシンに乗って過去にいる以上、そのタイムマシンが存在しないことを否定できず、結果として何らかの原因でタイムマシンの完成阻止に失敗することになるのです。
作中で鈴羽がIBN5100を手にできなかったことや、一度目のクリス救出失敗は、タイムマシンの完成をタイムマシンによって阻止しようとしたことから失敗していると考えられます。Dメールは「現在および未来での世界線移動」、タイムマシンは「過去改変」と言えるでしょう。Dメールの制約が少ないのに対し、タイムマシンの制約が大きいことが、作中でDメールによる世界線移動が何度も行われる理由なのです。
ここまで読んで、『シュタインズ・ゲート』の世界線理論に、ますます引き込まれていませんか? この複雑で奥深い物語の全貌を、もう一度最初からじっくりと味わいたいと思いませんか? 実は、あの感動をもう一度体験する最高のチャンスがあるんです!
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2025年のオカリンが目指した「シュタインズ・ゲート」世界線とは?
最後に、TVアニメ最終話である24話でタイムマシンを使ってどのような世界線が作られたのか、2025年のオカリンが立てた計画について考察していきましょう。
タイムマシンを使って過去改変ができるとしても、タイムマシンを使う以上、そのタイムマシンが作られるという事実は否定できません。では、オカリンがタイムマシンでとった行動「クリスの救出」と「るか子の差し替え」は可能だったのでしょうか?
クリスの救出は、タイムマシンを作る動機である「クリスを助けたい」という思いを消してはなりません。そのためには、「世界線変動の経験」と「クリス救出失敗の経験」の2つが必要になります。オカリンはクリスが倒れているところを見て血だまりにクリスを寝かせることで、一度目の世界線変動の経験を再現。さらに救出失敗を経験しています。そして、クリスを救うためには、パラドックスが起こらないように、タイムマシンを自分で作らなければならないと自覚したのではないでしょうか。このように意識することで、クリスが救われたとしてもタイムマシンが完成し、改変が可能になるのです。
次に、るか子の差し替えです。るか子の持つ「半ば詩集」が第三次世界大戦の引き金になっていることから、これを変えると世界線が変動しますが、タイムマシンが作られないことには繋がりません。オカリンにとって第三次世界大戦を止めることは、クリスの死や収束しない世界線へ移動することのついでに過ぎず、タイムマシン開発には関係ないため、変更が可能でした。
このように、2025年のオカリンはDメールで世界線を変動させ、その結果、クリスが死なず、第三次世界大戦も起こらない「シュタインズ・ゲート世界線」へ移動することができたと考えられます。24話のオカリンが2010年のオカリンになっているのは、私たち視聴者への種明かしのための演出だったのでしょう。
結果として、2025年のオカリンはDメールを送った時点でリーディング・シュタイナーが発動し、シュタインズ・ゲート世界線へと移動します。2010年から2025年までの記憶が抜け落ちてしまい、まゆりとクリスの両方が生き延びた世界での思い出は持っていないというのは、あまりにも切ない結末ですが、それでも望んだ世界を手に入れたオカリンの決断だったのではないでしょうか。
エル・プサイ・コングルゥ! あなたも世界線の真実を体験しませんか?
いかがでしたでしょうか。『シュタインズ・ゲート』の奥深さ、そして緻密に練られた世界線理論の一端を感じていただけたなら幸いです。
今回の考察で、あなたもきっと「シュタインズ・ゲート」をもう一度見返したくなったはず。複雑に絡み合う時間と運命の糸を、あなた自身の目で、ぜひ体験してみてくださいね。そして、この感動を分かち合いましょう!
