「シュタインズ・ゲート」をプレイしたりアニメで観たりして、その緻密な世界観と予測不能な展開に魅了された方も多いのではないでしょうか? タイムリープ、SERN、ディストピア…これらのキーワードだけでも胸が高鳴りますよね。
しかし、「科学アドベンチャーシリーズ」には「シュタゲ」以外にも魅力的な作品が多数存在し、その全ての物語を裏で操る恐るべき存在がいることをご存知でしょうか?
今回は、シリーズ共通の黒幕ともいえる「三百人委員会」の全貌に迫ります。この記事は、シリーズ作品のネタバレを多く含みますので、未プレイ・未視聴の方はご注意ください!
「三百人委員会」とは?陰謀論と科学アドベンチャーの融合
「三百人委員会」と聞くと、現実世界でもフリーメイソンやイルミナティと並び称される秘密結社の陰謀論を思い浮かべるかもしれません。まさにその通り、この委員会は各界のエリートたちが結成した、世界の政治や経済を裏から操る「影の世界政府」として語られています。
そして、科学アドベンチャーシリーズでは、全作品に共通して敵組織として登場し、各作品のあらゆる組織を牛耳る、シリーズ全体の「黒幕」ともいえる存在として描かれているんです。シュタゲのアニメには直接登場しませんでしたが、ゲーム版ではSERNの背後に存在する謎の組織としてその存在が示唆されていました。つまり、オカリンたちを苦しめたSERNすらも、三百人委員会の傘下だったということになりますね。
さらに、「ロボティクス・ノーツ DASH」では、成長した岡部倫太郎やダル、そしてなんと「シュタゲ」の「あのキャラ」までが、三百人委員会を追うレジスタンス組織の一員として登場します。シリーズの繋がりを感じさせますよね。
各作品で暗躍する三百人委員会の恐るべき計画
ここからは、三百人委員会が各作品でどのように暗躍してきたのかを、時系列順に解説していきましょう。より深いネタバレが含まれますので、再度ご注意ください!
2009年:『CHAOS;HEAD(カオスヘッド)』の狂気
シリーズ第1弾「CHAOS;HEAD」では、渋谷での連続猟奇殺人事件「ニュージェネレーションの狂気」や、人工的な地震「渋谷地震」を引き起こしました。彼らの目的は、妄想を現実にする能力者「ギガロマニアックス」の収集と、人の心を洗脳する兵器「ノアII」の起動実験です。非人道的な実験を繰り返し、人工的なギガロマニアックスを生み出そうと企んでいたんですね。
本作でも三百人委員会そのものは表立って登場せず、傘下組織である望テクノロジーや天成神光会を通して暗躍していました。最終的にはギガロマニアックスの少年少女たちの活躍により計画は阻止されますが、渋谷には大きな傷跡が残されました。
2010年:『STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)』の監視社会
舞台は渋谷から秋葉原へ。岡部倫太郎が偶然開発したタイムマシン「電話レンジ(仮)」によって移動してしまったアルファ世界線。そこはSERNがタイムマシン開発に成功し、人類が家畜化されたディストピアでした。
このディストピアこそ、三百人委員会が目指す「新世界秩序」の構築、そして世界の人口を削減し残った人類を家畜化する「人類牧場化計画」に酷似しています。アルファ世界線は、三百人委員会が目指す監視社会そのものだったと言えるでしょう。SERNのラウンダーによる情報収集や人体実験「タイムマシン計画」も、全ては三百人委員会の管理社会を築くための行動だったのです。
岡部がシュタインズ・ゲート世界線に到達することで、この計画は一時的に阻止されますが、三百人委員会の影響力がシリーズ全体に及んでいることが分かります。
2015年:『CHAOS;CHILD(カオスチャイルド)』の箱庭実験
再び渋谷を舞台に連続猟奇殺人事件「ニュージェネレーションの狂気の再来」が起こります。2009年の事件後、ギガロマニアックス研究は凍結されていましたが、委員会とは関係ないところで研究が続けられていたようです。
しかし、三百人委員会の末端に所属するある男がこの事件に目をつけ、カオスチャイルド症候群者を被支配層とした「ワン・ワールド・オーダーの箱庭実験」を企てます。これは、支配者階級へのストレステストとして、猟奇的な事件を利用して彼らがどれだけの弾圧や搾取に耐えられるかを図る、恐ろしい実験でした。主人公の宮代拓留の活躍により実験は失敗しますが、三百人委員会の恐ろしさが改めて浮き彫りになりました。
2019-2020年:『ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)』の世界的陰謀
ギガロマニアックス研究やタイムマシン開発が頓挫した三百人委員会は、さらに大規模な計画「プロジェクトATUM」と「プロジェクトMARS」を始動させます。
主人公の八汐海翔が発見した告発文「君島レポート」には、三百人委員会の50億人抹殺計画やディストピア計画「ワン・ワールド・オーダー」が記述されていました。実際には人口削減は達成されていませんが、太陽嵐による電子機器の故障やインフラへの大打撃「2015年クラッシュ」など、甚大な被害が発生。2019年の太陽嵐では東京の首都機能が停止し、ロボットが暴走する事態に。
プロジェクトMARSでは、人口を10億人に削減した後の労働力としてロボットを使うことを企んでいました。さらには、沈黙の兵器「NIV」を使った幻覚とプロパガンダで、お台場の東京万博での大規模な太陽嵐と軌道エレベーター「グランドオベリスク」出現、お台場崩壊という偽の事件を創り出し、人々を大混乱に陥れるなど、その手口は巧妙かつ悪質を極めます。
シリーズの根幹を揺るがす「金カッコ0全部いドル」の真実
これまでの三百人委員会の暗躍だけでも恐ろしいですが、科学アドベンチャーシリーズの根幹を揺るがす、さらに衝撃的な存在がいます。それが「カオスヘッド NOAH」の追加エピソードに登場する「金カッコ0全部いドル」です。
主人公・西條拓巳が渋谷の瓦礫の中で発見したモニターに突如表示された文章。その書き手が名乗ったのが「金カッコ0全部いドル」。そしてその内容は、文字通りシリーズの常識を覆すものでした。
要約すると、「金カッコ0全部いドル」を含む三百人委員会は、「世界を管理する神のような存在」であり、「この世界はゲームのような世界」「匠たちはNPCかプレイヤーキャラ」「我々三百人委員会はゲームマスターである」と告げるのです。さらに、エラーを排除するために「チートコード」を与えるとも。
これを聞いたあなたはきっと驚きを隠せないでしょう。つまり、三百人委員会は、この世界には存在せず、さらに上の世界からこちらの世界を見下ろしている「上位存在」かもしれないということです。そして、ギガロマニアックスやリーディング・シュタイナーといった特殊能力は、この「機械仕掛けの世界」における「チート」のような存在なのかもしれません。奥深い設定にゾクゾクしますね。
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最新作『アノニマス・コード』が解き明かす未来
そして、ついに発売が迫ったシリーズ最新作「アノニマス・コード」では、地球のあらゆる自然現象や物理法則をシミュレートする「地球シミュレータ」や、横の広がりを持つ世界線に対し、縦の広がりを持つ「世界層」という概念が登場します。
もしかしたら、三百人委員会はさらに上の世界層に存在する上位存在なのかもしれません。このあたりの真実が、アノニマス・コードで判明するかもしれませんね!
まとめ:科学アドベンチャーシリーズの深淵へ
今回は、科学アドベンチャーシリーズの影の支配者「三百人委員会」について解説しました。彼らがシリーズ作品全てで暗躍し、世界全体を巻き込む恐ろしい計画を進めてきたことがお分かりいただけたでしょうか。
そして、「世界がゲーム」という衝撃の事実を突きつける「金カッコ0全部いドル」の存在は、これまでのシリーズへの見方を大きく変えることでしょう。
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