あなたが今まで観てきたアニメ映画やシリーズ、もし点数を付けるとしたら何点になりますか?
世界には数え切れないほどのアニメ作品が溢れ、その評価も多岐にわたります。しかし、その中で「本当に観るべき傑作は何か?」「なぜその作品は傑作と呼ばれるのか?」という問いに明確な答えを持つ人は少ないかもしれません。
今回は、あるアニメ・映画評論家が独自の視点と経験に基づいて、数々のアニメ作品に点数を付けた考察動画を深掘りします。彼が「これはぜひ見てほしい」と語る作品から、意外にも低評価だった作品まで、その評価の裏にある真意を探っていきます。
この記事を読めば、あなたの好きな作品の評価に共感するかもしれませんし、意外な発見があるかもしれません。そして、新たな「最高の1本」を見つける旅に出たくなるはずです。さあ、一緒に評論家が語る「真の傑作」の基準を見ていきましょう。
あなたの「推し」に点数をつけよう!評論家が語る「真の傑作」の基準
評論家は、まず自身の評価基準について言及しています。彼は「誰が見ても面白くて新しいもの、すごいものを見たいという人はちょっと不満かわかんないけど、ここをまず抑えましょう」と語り、単に新しい感動を求めるのではなく、「スタンダード」をしっかり押さえた作品を重視する姿勢を見せます。
この「スタンダード」とは、普遍的な面白さ、技術的な完成度、そして時代を超えて評価されるであろう価値を指していると言えるでしょう。彼の評価は個人的な嗜好も交えつつ、長年の経験に裏打ちされた深い洞察に基づいています。
この記事では、評論家が付けた点数とコメントを深掘りし、その作品が持つ魅力や、なぜその点数になったのかを考察します。さあ、あなたの「推し」作品が何点なのか、ぜひ予想しながら読み進めてみてください。
【最高評価】90点以上獲得!文句なしの絶対的傑作たち
このセクションでは、評論家が90点以上を付けた、まさに「観ておくべき」作品を深掘りします。なぜこれほど高評価を得たのか、その理由に迫ります。
この記事には作品のネタバレが含まれています。ご注意ください。
ルパン三世 カリオストロの城(95点):あらゆる要素が高レベルの金字塔
- 監督: 宮崎駿
- 公開年: 1979年
「動きから何からこれから先何がまどかマギカではよくて春日ではここまで頑張っていてエヴァではは足りなかったのかという分解的な話をして いけると思うんですけども彼よ村白はですね ありとあらゆる要素がかなり レベルが高いですねなのでカリラストの城95点です」
この評論家が95点という最高クラスの評価を与えたのは、宮崎駿監督の劇場デビュー作である『ルパン三世 カリオストロの城』です。
彼は本作を「あらゆる要素がかなりレベルが高い」と評しており、アニメーションとしての動きの質、ストーリーテリング、キャラクター描写、演出といった、作品を構成する全ての要素が非常に高い水準で融合していることを高く評価しています。確かに、カーチェイスの躍動感、クラリスを救出するルパンの雄姿、そして心温まるユーモアとサスペンスのバランスは、40年以上経った今も色褪せることはありません。
「スタンダード」を重視する彼の評価基準に照らせば、『カリオストロの城』はまさに日本アニメーションの「スタンダード」を確立し、その後の作品に多大な影響を与えた金字塔と言えるでしょう。
機動戦士ガンダム(95点):アニメの歴史を変えた不朽の名作
- 監督: 富野由悠季
- 放送年: 1979年~1980年(テレビシリーズ)
「でガンダムが95点です」
同じく95点という高評価を得たのは、『機動戦士ガンダム』です。1979年にテレビ放送が開始されたこの作品は、単なるロボットアニメの枠を超え、深遠な人間ドラマと戦争のリアリティを描き、「リアルロボットアニメ」というジャンルを確立しました。
評論家がこの作品に95点を付けたのは、単なるロボットの戦闘シーンだけでなく、登場人物たちの葛藤、政治的な駆け引き、そして戦争がもたらす悲劇を丁寧に描いたストーリー性が評価されたからでしょう。アムロ・レイやシャア・アズナブルといった魅力的なキャラクターたちが織りなす物語は、多くの視聴者の心に深く刻み込まれ、日本のアニメ史を語る上で欠かせない存在となっています。
風の谷のナウシカ(90点):宮崎駿監督の原点にして最高傑作の一つ
- 監督: 宮崎駿
- 公開年: 1984年
「宮崎さんすごいですね ナウシカが90点です」
宮崎駿監督のもう一つの傑作、『風の谷のナウシカ』は90点を獲得しました。
『ナウシカ』は、人間と自然、科学と信仰といった壮大なテーマを扱い、その後のスタジオジブリ作品の方向性を決定づけたと言われる作品です。評論家が「宮崎さんすごいですね」と語るように、この作品は単なるアニメーション映画というだけでなく、深いメッセージ性を持った芸術作品として高く評価されています。
腐海に侵され、滅びゆく世界で、少女ナウシカが環境と生命の調和を求めて奮闘する姿は、公開から時を経てもなお、現代社会に警鐘を鳴らし続けています。その普遍的なテーマと圧倒的な世界観の構築が、高評価の理由と言えるでしょう。
ガンバの冒険(90点):隠れた名作!知られざる冒険譚
- 監督: 斎藤惇夫(原作者)、出﨑統、杉井ギサブロー他
- 放送年: 1975年(テレビシリーズ)
「ガンバの冒険って言うね 炭が主人公のアニメなんですけどこれもすごい好きな人90点ですね」
意外な高評価として90点を付けられたのが、『ガンバの冒険』です。「すごい好きな人」という言葉から、評論家自身の思い入れの強さが伺えます。
小さな白いネズミのガンバたちが、仲間と共に巨大なイタチ「ノロイ」に立ち向かう物語は、子供向けアニメでありながらも、友情、勇気、冒険の尊さを力強く描いています。緻密なキャラクター描写と先の読めないスリリングな展開は、大人も子供も夢中にさせる魅力があります。
派手さはないかもしれませんが、物語としての完成度と、見る者に訴えかける普遍的なテーマ性が、この作品を隠れた傑作として高評価に導いたのでしょう。
火垂るの墓(90点):傑作だが「好きじゃない」?作り手の「悪意」とは
- 監督: 高畑勲
- 公開年: 1988年
「ただねー 火垂るの墓だけ下手したら90ぐらいですね ただ好きじゃないんですよあっはい 馬ガスが打点が高いんですけどすっきりじゃあないんですよ あのねぇ作り手の悪意が見てるできちゃう」
高畑勲監督の『火垂るの墓』も「下手したら90点」と評価されています。しかし、評論家は「好きじゃない」「作り手の悪意が見える」という、非常に個人的で衝撃的なコメントをしています。
この作品は、戦争の悲惨さと兄妹の純粋な愛情を描き、多くの観客の涙を誘った、日本アニメ史に残る傑作の一つです。その圧倒的な描写力とメッセージ性は疑いようがなく、芸術性という点では非常に高い評価に値します。
しかし、「作り手の悪意」という言葉は、視聴者に強烈な感情を喚起させるような演出や、救いのない結末への批判的な見方、あるいは作品の持つメッセージが強すぎるゆえに、観る者に深い苦痛を与える点への言及かもしれません。この作品が芸術的に優れていることは認めつつも、個人的な感情として「もう見たくない」と感じさせるほどの力を持っていることを示唆しているのでしょう。この評論家の言葉は、傑作と呼ばれる作品でさえ、観る者によって様々な感情や解釈が生まれることを教えてくれます。
【見どころ満載】80点台の高評価作品!多様なジャンルの名作たち
このセクションでは、評論家が80点台を付けた、見どころ満載の作品群をご紹介します。なぜこの点数なのか、それぞれの作品が持つ魅力とは何かを深掘りします。
この記事には作品のネタバレが含まれています。ご注意ください。
新世紀エヴァンゲリオン(85点):社会現象を巻き起こした衝撃作
- 監督: 庵野秀明
- 放送年: 1995年~1996年(テレビシリーズ)
「エヴァンゲリオンがですね85点です」
社会現象を巻き起こした『新世紀エヴァンゲリオン』は85点と評価されました。
評論家は「高校生大学生ぐらいで見たから評価高い」という見方も示していますが、これは単なるノスタルジーではなく、思春期の多感な時期に作品の複雑なテーマや内省的な描写に触れたことが、強い印象を与えたことを意味するのかもしれません。
ロボットアニメの常識を覆す哲学的なストーリー、登場人物たちの深い心理描写、そして度重なる考察を呼ぶ謎めいた設定は、多くのファンを魅了し、アニメーションの表現の可能性を大きく広げました。その革新性と、世代を超えて議論を呼ぶ奥深さが、85点という高評価に繋がったのでしょう。
未来少年コナン(85点):宮崎駿監督のSF冒険活劇の源流
- 監督: 宮崎駿
- 放送年: 1978年
「未来少年コナンが85点」
宮崎駿監督が手がけたテレビアニメシリーズ『未来少年コナン』も、エヴァンゲリオンと同じく85点を獲得しました。
核戦争によって荒廃した未来の世界を舞台に、少年コナンが少女ラナを救い、地球の未来を取り戻すために冒険する物語です。この作品は、宮崎駿監督の原点ともいえるテーマや演出が随所に見られ、後のスタジオジブリ作品にも繋がる要素が豊富に盛り込まれています。
評論家がこの作品も「高校生大学生ぐらいで見たから評価高い」と述べていることから、その希望に満ちた冒険活劇が、当時の若者たちに大きな影響を与えたことが伺えます。アニメーションとしての高いクオリティと、未来への希望を忘れさせないストーリーが評価されたのでしょう。
GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(85点):押井守監督の哲学とサイバーパンク
- 監督: 押井守
- 公開年: 1995年
「惜しい作品は 押井守作品ですかえビューティフルドリーマーが85点でパトレイバーの1がやっぱ 85点ですね」
評論家は、押井守監督作品に総じて高評価を与えており、『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』も高い評価を受けています。ただし、彼自身は「攻殻機動隊のアニメの中で覆って思う部分」は「だいたいしろ優のまんまの方でそれより面白く描かれちゃってるからやっぱり点が 低くなっちゃうんですね」と、原作漫画との比較でアニメ版の評価を低くしているとも語っています。
それでも85点を付けたのは、アニメーションとしての映像美、緻密な世界観、そして「ゴースト」や「アイデンティティ」といった深遠な哲学的な問いかけが、多くの観客に衝撃を与えたからです。押井守監督ならではの重厚な演出は、サイバーパンクというジャンルを確立し、世界中のクリエイターに影響を与えました。
また、評論家は以下の押井守監督作品にも85点をつけています。
- うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(85点):異空間に閉じ込められた高校を舞台に、夢と現実、時間と空間の概念が入り乱れる哲学的な作品。
- 機動警察パトレイバー the Movie(85点):ロボットアニメでありながら、社会派サスペンスの要素が強く、ロボットが「道具」として描かれるリアリティが特徴。
これらの作品は、押井守監督の作家性と哲学が色濃く反映された傑作として、評論家から一貫して高い評価を得ています。
宇宙戦艦ヤマト(85点):日本アニメ史に輝くSF叙事詩
- 監督: 松本零士、西﨑義展(総監督)
- 放送年: 1974年~1975年(テレビシリーズ)
「宇宙戦艦ヤマトは僕すごく好きだけでも多分アニメとしては85点くらいいたんじゃないですかね」
評論家が「僕すごく好き」と語る『宇宙戦艦ヤマト』も、アニメとしては85点という高い評価を受けています。
地球滅亡の危機に瀕した人類が、イスカンダル星を目指して宇宙の旅に出る壮大な物語は、SFアニメの金字塔として多くのファンを魅了しました。キャラクターデザイン、メカニックデザイン、そしてストーリー展開の全てが、当時のアニメーションに革新をもたらしました。
個人の好みを表明しつつも「アニメとしては」と客観的な評価を試みている点から、この作品が持つ時代を超えた普遍的な魅力と、アニメ史における重要性を認めていることが伺えます。
魔法少女まどか☆マギカ(80点):概念を覆したダークファンタジー
- 総監督: 新房昭之
- 放送年: 2011年
「みなさんが好きなまどかマギカが80点」
現代アニメの金字塔ともいえる『魔法少女まどか☆マギカ』は80点と評価されました。
かわいらしいキャラクターデザインからは想像もできない、予測不能なダークな展開と哲学的なテーマは、多くの視聴者に衝撃を与えました。魔法少女というジャンルの概念を大きく覆し、その後のアニメ作品に多大な影響を与えた革新的な作品です。
「惜しい作品」というニュアンスで語られたことから、評論家はさらに上を目指せる可能性を感じていたのかもしれません。しかし、その衝撃度と完成度の高さは、間違いなく80点に値するでしょう。
∀ガンダム(80点):異色のガンダムが残した功績
- 監督: 富野由悠季
- 放送年: 1999年~2000年
「ターンエーガンダムが80点」
『∀ガンダム』も、まどか☆マギカと同じく80点を獲得しました。ガンダムシリーズの中でも特に異彩を放つ本作は、独特の世界観と、シド・ミードによる斬新なメカデザインが特徴です。
富野由悠季監督が手がけたこの作品は、過去の全てのガンダム作品を内包する「正暦」という世界観を設定し、文明の発展と崩壊、そして再生という壮大なテーマを描きました。従来のガンダムファンだけでなく、新たな層にもアピールする試みが評価されたのでしょう。その挑戦的な姿勢と、シリーズ全体に新たな視点をもたらした功績が、80点という評価に繋がっています。
イデオン(TV版)(80点):伝説的ロボットアニメの深淵
- 監督: 富野由悠季
- 放送年: 1980年~1981年
「イデオン エディオン tv版は ふーん 80点ぐらいですね窓バギーや単位ガンダムと同じくらい まあ個人的にすごく好きなんですけど点として80点ぐらいを付けざるを得ないですね」
富野由悠季監督によるもう一つの伝説的なロボットアニメ『伝説巨神イデオン』のテレビ版は80点です。評論家は「個人的にすごく好き」と語りつつも、「点として80点ぐらいを付けざるを得ない」と、客観的な評価の難しさを滲ませています。
宇宙を舞台にした壮大なスケールと、「皆殺しの富野」と称されるほどの衝撃的な展開は、多くの視聴者に強烈な印象を残しました。人間同士の争いや異星人との衝突を通じて、生命の根源や宇宙の摂理といった深遠なテーマが描かれています。その先鋭的な内容と、アニメ史における特異な存在感が評価されていると言えるでしょう。
【意外な評価も?】70点台・50点台の作品に見る「評価の難しさ」
このセクションでは、世間的な評価と異なるかもしれない、評論家ならではの視点から語られる作品群に注目します。なぜこの点数になったのか、その背後にある深い洞察を探ります。
この記事には作品のネタバレが含まれています。ご注意ください。
ピクサー作品群(75点):「トイ・ストーリー」「モンスターズ・インク」など普遍的な面白さ
- 監督: ジョン・ラセター他
- 公開年: 1995年~
「トイストーリーとかの一連のピクサーの作品ありますねそれも トイストーリーの1でも2でモンスターズインクでもほぼ同じなんですけれども 75点です」
世界的なヒットを飛ばし続けるピクサーの作品群、例えば『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』などが一律75点と評価されています。
ピクサー作品は、革新的なCG技術と心温まるストーリーテリングで、世界中の観客を魅了してきました。普遍的なテーマと高品質なアニメーションは誰もが認めるところでしょう。しかし、評論家の言葉からは、宮崎駿監督作品の90点超えと比べると、一歩引いた評価であることが伺えます。
これは、ピクサー作品が「誰が見ても面白い」という普遍性を持つ一方で、評論家が求める「スタンダード」や「新しさ」の基準において、何か決定的な要素が欠けていると感じたからかもしれません。
ハウルの動く城(70点)と最近の宮崎駿アニメ
- 監督: 宮崎駿
- 公開年: 2004年
「ハウルの動く城は70点で だいたい最近の宮崎駿のアニメがまあ65点から70点の間ぐらいで 高畠胆沢一回ぐらい70店に行ってみろやって思う ような感じですね」
宮崎駿監督作品の中でも、『ハウルの動く城』は70点、そして「最近の宮崎駿アニメ」は65点から70点の間という、比較的辛口な評価です。高畑勲監督作品に対しても、「一回ぐらい70点に行ってみろ」と奮起を促すようなコメントをしています。
これは、彼が宮崎駿監督の『ナウシカ』や『カリオストロの城』といった初期の傑作に非常に高い評価を与えていることの裏返しとも言えます。巨匠への期待値が高いからこそ、それ以降の作品に対しては「あの頃のような衝撃や完成度には至らない」という見方をしているのでしょう。クリエイターがキャリアを重ねる中で、新たな挑戦と、過去の自身の傑作との比較という難しい評価軸があることを示唆しています。
AKIRA(55点):傑作か、それとも「面白くない」のか?
- 監督: 大友克洋
- 公開年: 1988年
「akira アキラ55点です 王立宇宙軍 厳しいねん 75点かなそんぐらいだと思います はい輝きっつれーきついてやそんなもんでしょ 面白くないですよ別明すごいけどそんな面白くないですよねアピアの中で面白い部分と いうのあきらの漫画版の方に全部書かれてるから僕らは面白いというふうに思っちゃうんで」
『AKIRA』が55点という評価を受けたのは、多くの人にとって衝撃的かもしれません。世界中でカルト的な人気を誇り、日本アニメーションの金字塔と称されることも多い作品です。しかし、評論家は「面白くないですよ別明すごいけどそんな面白くないですよね」とバッサリ切り捨てています。
その理由として挙げているのが、「アキラの中で面白い部分というのあきらの漫画版の方に全部書かれてるから僕らは面白いというふうに思っちゃうんで」という点です。つまり、アニメ版の映像表現や技術は素晴らしいと認めつつも、物語としての本質的な面白さは、大友克洋氏の原作漫画に集約されており、アニメはそのエッセンスを十分に伝えきれていない、あるいは原作の面白さの記憶がアニメの評価を底上げしているに過ぎない、と考えているのです。
これは、アニメ化作品の評価における「原作へのリスペクトと独自性のバランス」という、非常に深い問題提起と言えるでしょう。アニメの映像技術がどんなに優れていても、原作が持つ物語の深みやキャラクターの魅力を凌駕できないと、評論家は判断したのかもしれません。
攻殻機動隊(アニメ版):漫画原作の壁
- 原作: 士郎正宗
- 監督: 押井守(劇場版)、神山健治(テレビシリーズ)
「あの押井さんの 攻殻機動隊に対して僕が点が低い理由も僕らが攻殻機動隊のアニメの中で覆って思う 部分はだいたいしろ優のまんまの方でそれより面白く描かれちゃってるからやっぱり点 が低くなっちゃうんですね」
前述の『AKIRA』と同様に、『攻殻機動隊』のアニメ版も、漫画原作と比較されることで評価が低くなると評論家は語っています。押井守監督の劇場版は高く評価されることも多いですが、この評論家は士郎正宗氏の原作漫画の面白さがアニメ版を上回っていると考えているようです。
原作漫画が持つ情報量、哲学的思考の深さ、そして独特のユーモアは、限られた上映時間や話数のアニメでは全てを表現しきれないという側面は確かにあるでしょう。これは、優れた原作を持つ作品のアニメ化の難しさを浮き彫りにしています。
50点台の作品:期待値を下回った理由
評論家は、さらに厳しい評価を下した作品群にも言及しています。
- 人狼(50点):押井守氏が脚本を手がけた冲浦啓之監督のアニメ映画。「押井さんの実写」と誤認してコメントしていますが、作品自体は高い評価を受けることも多いだけに、評論家のこの点数には驚かされます。リアルな映像表現と重いテーマ性が特徴です。
- 北斗の拳(55点):過激な描写と強烈なキャラクターで一世を風靡した人気作。
- ドラゴンボール(55点):世界中で愛される国民的バトル漫画のアニメ化。
- ジョジョの奇妙な冒険(50点):独特の世界観と魅力的なスタンド能力で人気を博す。
これらの作品が50点台という低評価を受けたのは、長期シリーズ作品であるがゆえの物語の引き延ばしや、原作漫画の持つダイナミズムをアニメが完全に表現しきれていないと感じたからかもしれません。特に『北斗の拳』『ドラゴンボール』『ジョジョ』のような週刊連載のアニメ化作品は、テンポや演出の面で評価が分かれやすい傾向にあります。
評論家が付けた点数リスト:あなたの推しはどこに?
これまでの考察を踏まえ、評論家が各作品に付けた点数を一覧で確認しましょう。あなたの好きな作品は何点だったでしょうか?
| 作品名 | 監督など | 評論家評価(点) |
|---|---|---|
| ルパン三世 カリオストロの城 | 宮崎駿 | 95 |
| 機動戦士ガンダム(テレビシリーズ) | 富野由悠季 | 95 |
| 風の谷のナウシカ | 宮崎駿 | 90 |
| ガンバの冒険(テレビシリーズ) | 出﨑統、杉井ギサブロー他 | 90 |
| 火垂るの墓 | 高畑勲 | 90(ただし「好きじゃない」) |
| 新世紀エヴァンゲリオン(テレビシリーズ) | 庵野秀明 | 85 |
| 未来少年コナン(テレビシリーズ) | 宮崎駿 | 85 |
| うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー | 押井守 | 85 |
| 機動警察パトレイバー the Movie | 押井守 | 85 |
| 宇宙戦艦ヤマト(テレビシリーズ) | 松本零士、西﨑義展 | 85 |
| 魔法少女まどか☆マギカ(テレビシリーズ) | 新房昭之 | 80 |
| ∀ガンダム(テレビシリーズ) | 富野由悠季 | 80 |
| 伝説巨神イデオン(テレビシリーズ) | 富野由悠季 | 80 |
| トイ・ストーリー、モンスターズ・インクなどピクサー作品群 | ジョン・ラセター他 | 75 |
| 魔女の宅急便 | 宮崎駿 | 75 |
| 千と千尋の神隠し | 宮崎駿 | 75 |
| サマーウォーズ | 細田守 | 75 |
| 王立宇宙軍 オネアミスの翼 | 山賀博之 | 75 |
| ハウルの動く城 | 宮崎駿 | 70 |
| おおかみこどもの雨と雪 | 細田守 | 70 |
| AKIRA | 大友克洋 | 55 |
| 北斗の拳(テレビシリーズ) | 武論尊、原哲夫(原作) | 55 |
| ドラゴンボール(テレビシリーズ) | 鳥山明(原作) | 55 |
| 人狼 | 冲浦啓之(押井守脚本) | 50 |
| ジョジョの奇妙な冒険(テレビシリーズ) | 荒木飛呂彦(原作) | 50 |
記事まとめ:あなたにとっての「傑作」を探す旅に出よう!
今回、あるアニメ・映画評論家が独自の視点でアニメ作品に点数を付けた考察を深掘りしました。彼の評価は、単なる好き嫌いだけでなく、作品の完成度、歴史的意義、そして「スタンダード」としての普遍性といった多角的な視点から生まれていることが分かりました。
特に印象的だったのは、『ルパン三世 カリオストロの城』や『機動戦士ガンダム』が最高評価を得る一方で、世界的に評価される『AKIRA』が低評価だった点です。これは、原作漫画の存在や、評論家個人の視点が強く反映された結果であり、作品の評価がいかに多様で奥深いかを教えてくれます。
評論家の評価を参考に、新たな視点から作品を見つめ直すことで、これまで気づかなかった魅力を発見できるかもしれません。
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