【考察】『言の葉の庭』が刺さる瞬間とは?恋愛じゃない「本当の軸」を深掘り

皆さん、こんにちは!新海誠監督作品の中でも、特に好みが分かれることで知られる『言の葉の庭』。刺さる人には心の奥まで深く響く一方で、そうでない人にはピンとこない、そんな不思議な魅力を持つ作品ですよね。

一般的に恋愛映画に分類されがちな本作ですが、実は別の視点から捉え直すことで、本来の姿や、どの部分が私たちの心に響くのかが見えてきます。この記事では、『言の葉の庭』を今すぐ見直したくなるような、新しい視点からの考察をお届けします。

『言の葉の庭』、恋愛に軸を置くとモヤモヤする理由

『君の名は。』や『秒速5センチメートル』といった新海誠作品の多くは、二人の関係性がどう変化していくか、つまり恋愛的な関係性の変化に軸が置かれています。

例えば『君の名は。』では、隕石や時空を超えた入れ替わりといった大きな要素がありながらも、行き着く先は主人公二人の恋愛関係の変化。彼らは問題が起きればすぐ行動し解決へと向かうからこそ、エンタメ作品として素晴らしいと多くの人に評価されています。

『秒速5センチメートル』も同様に、登場人物たちの関係性の変化が物語の終着点です。しかし、『言の葉の庭』をこの「恋愛の変化」という軸で見てしまうと、どこかもやっとしてしまう方もいるのではないでしょうか。

『言の葉の庭』の本当の軸は「出会い」にあった!

それでは、『言の葉の庭』の本当の軸はどこにあるのでしょうか?ズバリお伝えすると、この作品の軸は「出会い」にあります。

この作品を雪野先生の物語として見てみましょう。彼女は学生とのトラブルで精神的に追い詰められ、味覚障害にまで陥ってしまいます。ビールとチョコレート、極端な味付けのお弁当の描写は、その心境を象徴していますね。この状況を良い方向に転換する人物との出会いが、彼女の問題を解決へと導く、つまりこの作品の軸であり終着点なのです。雪野先生の言葉を借りるなら、「歩き方を見つける」ということ。

雪野先生の目線で「出会い」を軸に作品を振り返ると、彼女が「歩き方」を探していた中で、3人の人物と関わったことが分かります。

  1. 雪野先生自身:自分の本心はどこにあるか分からないながらも、毎日スーツを着て外に出るという行動を起こしていました。
  2. 元彼の伊藤先生:小説版『言の葉の庭』では詳細に描かれていますが、少なくとも彼では雪野先生の「歩き方」を見つけることはできませんでした。
  3. 高尾との出会い:年下の学生という、一見すると大人である自分より弱い存在。しかし、靴職人になるという明確な目標を持つ高尾は、どこか大人びて見えます。

高尾は雪野先生にとって、生徒、恋愛対象、暇つぶしの相手、どれも当てはまるかもしれません。しかし、一つの解釈として、高尾は「過去の雪野先生」だったのではないでしょうか。自分が忘れかけていた将来の夢や情熱を思い出させてくれた存在。人それぞれ解釈はあるでしょうが、少なくとも今の自分を全てさらけ出し、本音でぶつけることができる、雪野先生が最も必要としていた相手だったことは皆さんにもお分かりいただけるでしょう。

もちろん恋愛感情もあったはずです。頬を赤くしたり、二人で過ごす時間を「今が一番幸せ」と感じている描写もありますからね。一見主人公に思われがちな高尾ですが、あくまで雪野先生の物語を動かす「きっかけ」のような存在。それはまるで『君の名は。』における「隕石」のようなものです。

ラストシーンで雪野先生が突然号泣する姿は、そこに至るまでに彼女の心の中でどれほどの葛藤や迷いがあったのかを物語っています。全てをさらけ出せる高尾との出会いこそが、『言の葉の庭』の軸であり、雪野先生の物語の終着点なのです。

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『言の葉の庭』は、見る人の「気分」によって刺さり方が変わる

『言の葉の庭』が心に深く刺さる人は、雪野先生のように大なり小なり「歩き方がわからなくなった」経験があるのではないでしょうか。

この作品は、見る時の気分によって刺さったり刺さらなかったりする不思議な魅力があります。例えば、楽しい気分の時に見ると「綺麗な絵と音楽だな」「雪野先生かわいいな」くらいの印象かもしれませんが、テンションが低い時に見ると、心の奥にぐっと刺さる瞬間があるのです。

『秒速5センチメートル』が年齢や環境によって印象が変わる作品だとすれば、『言の葉の庭』はもっと短いスパン、つまり見る「瞬間の気分」で印象が大きく変わる作品だと言えるでしょう。

「恋」の漢字に隠された、もう一つの深読み

最後に、少し面白い話をしておきましょう。近年の新海誠作品に見られる古代日本史やオカルト的要素に着目すると、さらに『言の葉の庭』の深みが見えてきます。

「恋」という漢字は、『言の葉の庭』では「公比」とも書かれていますが、昔は「戀」と書かれていました。様々な解釈がありますが、この漢字は「もつれた糸を、言葉と心がほぐそうとしている」そんな風に見えてきませんか?雪野先生が古文の教師をしているのも、もしかしたら偶然ではないのかもしれませんね。

まとめ:あなたの「今」に寄り添う『言の葉の庭』

『言の葉の庭』は、単なる恋愛映画ではなく、「出会い」を通じて人生の「歩き方」を見つける物語です。そして、その時のあなたの心境によって、作品から受け取るメッセージが大きく変わる、不思議で奥深い作品でもあります。

もし今、少し立ち止まってしまっていると感じているなら、ぜひ改めて『言の葉の庭』を観てみてください。きっと、雪野先生のように、あなた自身の「歩き方」を見つけるヒントが隠されているかもしれません。U-NEXTなら、この感動をすぐに体験できますよ。

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