【鳥肌必至】『HUNTER×HUNTER』天才的すぎる伏線回収7選!冨樫義博の神髄を徹底解説!

「HUNTER×HUNTER」ファンの皆さん、こんにちは!

壮大な世界観、個性豊かなキャラクター、そして何より読者の想像を遥かに超える緻密なストーリー展開が、私たちを虜にしてやまない「HUNTER×HUNTER」。その魅力の一つに、冨樫義博先生が仕掛ける「天才的な伏線」と、その「見事な回収」があるのではないでしょうか。

何年も前に張られた伏線が、忘れた頃に衝撃的な形で回収されるあの瞬間の鳥肌は、まさに唯一無二の体験ですよね。今回は、そんな数ある伏線の中でも、特に「天才的すぎる!」と唸らずにはいられない、既に回収済みの7つの伏線をご紹介していきます。

「え、あの時のあれって、そういうことだったの!?」と、もう一度作品を見返したくなること間違いなし!ぜひ最後までお楽しみくださいね!

1. ジンが残した「巨大な大木」の正体:暗黒大陸への布石

物語序盤、ゴンの故郷であるクジラ島で、ミトさんからジンが残した謎の箱が渡されます。その中に入っていたのは「グリードアイランドの指輪」「トロムカード」、そして「カセットテープ」でした。テープを再生すると、ジンの声と思われる人物が語り始めますが、その背景には地上から雲の上まで突き抜ける「巨大すぎる大木」が描かれていました。

この大木については、この時点では一切語られませんでしたが、1999年掲載の第64話で描かれたこの伏線は、実に13年の時を経て、2012年掲載の第338話「事情」でその正体が明らかになります。会長選挙編の終盤、ジンがゴンに書き残した「世界のてっぺんで待つ」というメッセージから、ゴンは世界樹の頂上でジンとの再会を果たします。

そこでジンが語った世界樹の真実。それは、地上で最も高いとされる1784mの世界樹でさえ、実は「成長の止まった若木」に過ぎないということ。本当の世界樹は、山脈に根を張り、マグマを吸い上げ、桁違いに巨大に成長する存在で、その場所こそが、ゴンたちが住む世界の外側に広がる「暗黒大陸」だったのです。

第64話で描かれた雲を突き抜けるほどの巨大な大木は、暗黒大陸にある「本当の世界樹」と見て間違いありません。冨樫先生は1999年の時点で既に暗黒大陸の構想を持っていたのか、あるいは「幽☆遊☆白書」の魔界編のように、最初から壮大な世界を計画していたのか…その先見性には驚くばかりです。ただ、一つ新たな謎が浮かびます。10年前のジンが語る背景になぜ暗黒大陸が描かれているのか?彼はまだ暗黒大陸へ行ったことがないと語っていました。この時の人物はドン=フリークスだったのでは、など読者の間で様々な考察が飛び交っていますが、この謎の回収も待ち遠しいですね!

2. ネオンの「予言詩」が導いた運命:クロロとヒソカの決戦

ヨークシンシティ編の中盤、ネオン=ノストラードの未来予知能力「ラブリーゴーストライター」によって、クロロ=ルシルフルの未来が占われます。その予言詩の最後に書かれていたのは、

「劇に興じろ 新たな仲間を探すもいいだろう
向かうなら東がいい
きっと待人に会えるから」

という4行詩でした。第96話で書かれたこの詩がどのような意味を持つのかは、2年後の第149話、旅団メンバーがグリードアイランド内で集結するシーンで明かされます。「向かうなら東がいい」とは、ヨークシンシティから見て真東にあるグリードアイランドを指し、「待人」とは、念能力を除念できる念能力者・アベンガネを意味していました。

この予言は、クラピカの「ジャッジメントチェーン」を心臓から外すための手掛かりとなっていたのです。その後、旅団に加わったカルトの能力で探し出されたアベンガネは、ヒソカ経由でクロロと引き合わされ、その対価としてクロロは天空闘技場でのヒソカとの戦いを受けることになります。

ラブリーゴーストライターの有効期限は1ヶ月間。当初は予言の効力が切れたと思われていましたが、天空闘技場での決戦後、ヒソカによって殺されたシャルナークの描写から、予言詩が期限を過ぎても継続しているのでは?と噂されることに。これはファンの間での想像に過ぎないのか、それとも…?この予言詩に関する考察は奥深く、作品の展開にますます目が離せませんね!

3. 「死後強まる念」の衝撃:ピトーの執念とヒソカの復活

「死後強まる念」の概念が初めて明かされたのは、ヨークシンシティ編の終盤。サザンピースのオークションで旅団メンバーと遭遇したゴンとキルアは、フィンクスから衝撃的な事実を聞かされます。旅団がクラピカを殺せない理由、それは「死後強まる念」の存在でした。

深い恨みや未練を抱えたまま死んだ場合、その念が恐ろしく強まり、執着の対象へ向かうという恐るべき現象。クラピカのジャッジメントチェーンがクロロの心臓に刺さっていたため、クラピカが死亡した場合、念を使えない無防備なクロロにその怨念が襲いかかる可能性が高いと語られていました。

この概念が作中で実際に登場するのは、約9年後のキメラアント討伐戦でした。ネフェルピトーは、全てを投げ出して覚醒したゴンの力の前に為す術もなく倒れますが、王メルエムを守るという凄まじい執念から、その念能力「テレプシコーラ」は「死後強まる念」となって莫大な念を身にまとい、ゴンの右腕を奪うという衝撃的な描写を見せました。

そしてこのピトーの件を境に、「死後強まる念」に関する能力が作中で度々登場することになります。天空闘技場でのクロロとヒソカの戦いでは、クロロが長老から得た「サンアンドムーン」は死後強まる念によって、刻印や刻印を押した物体は本を閉じた状態でも消えないという特性を発揮。対するヒソカは、クロロの「人間爆弾」によって窒息死するも、「バンジーガム」が死後強まる念となって発動し、心臓と肺を伸縮させて復活を果たしました。

主要キャラクター双方にこの概念が関わっていることから、作中におけるその重要度は増すばかり。現在進行中の王位継承戦でも、カミーラの「猫の名前」やベンジャミンの「ベンジャミンバトン」など、次々に新たな「死後強まる念」関連の能力が登場しています。特にヒソカの復活劇は、多くの読者を驚かせましたよね。

4. ウェルフィンの「小麦」:キメラアント編の終結を導く一言

キメラアントの団長ウェルフィンは、非常に疑り深く、嘘つきでずる賢い、まさにコクトタイプ。一見するとモブキャラに見えるかもしれませんが、キメラアント編において非常に重要な役回りを担います。

人間であった頃、NGLに所属し「ハル」という名前だったこと、そしてNGLを創設したジャイロを唯一の王、また友として認めていたことを思い出したウェルフィンは、ネフェルピトーから吸収したスピリチュアルメッセージの要素がミックスされた特別製の円を展開。この円によって、自身に向けられるただならぬ憎悪を感じ取り、その出所を辿り、メルエムの元へたどり着きます。

そこでメルエムに、自身の「王の根源」を語るよう尋問されたウェルフィンは、王の圧倒的な力と殺意を前に、一瞬にして食われる未来を確信します。生への執着と不可避の死との境で、王に許された最後の一言として彼が選んだのは、通常であれば選択しえない単語――「小麦」でした。

このウェルフィンの一言により、全ての記憶を取り戻したメルエムは「人類との戦いは終わった」と語り、小麦との軍儀の末に絶命。キメラアント編は幕を閉じます。ウェルフィン(Welfin)を英語にすると「Well finish」、日本語訳すると「上手に終わらせる」という意味。この名前自体を伏線とし、脇役キャラクターが壮大なキメラアント編を集結へと導く重要な駒として配置するとは、冨樫先生の構成力には驚きを隠せません!

5. メルエムとコムギの「軍儀」:ネテロ vs メルエム戦の勝敗を暗示

練り上げられたキメラアント編のストーリーの中でも、特に読者を驚かせたものの一つが、メルエムとコムギの間で行われた軍儀での対局を伏線として、キメラアントとネテロ率いる討伐隊との最終決戦でそれを回収するという構成です。

まず前提として、軍儀の駒の中で「王将」の役割を持つ「水(スイ)」はキメラアントの王メルエムを、「忍(シノビ)」はコムギを暗示していることが、暗黒大陸編が始まる直前の第339話「静寂」での、メルエムとコムギが手をつないで逝ったその足元にある駒の描写から明確になっています。

この点を踏まえた上で、二人の対局を見てみましょう。メルエムは最初に「水」を隅に孤立させる初期配置「離れ学士」を取ります。その後、この人形を軸に打ち進めるメルエムが見せたのは、離れ学士にとって「肝」と呼ぶべき一手「55一中将」。これに対してコムギは「92一中将」と「新た」を返しますが、この手を見たメルエムは、この人形が「白」、つまり既に検討がなされており、勝ち目がない人形であったことを瞬時に理解し、投了します。

実はメルエムが編み出した「離れ学士」は、10年ほど前にコムギが既に生み出し「りこと」と名付けたものであり、さらにはコムギ自身によって対策を見出し「殺された」人形でもあったのです。

そして、これらの一連の流れは、キメラアントと討伐隊との攻防の中でも重要な場面とリンクしていました。まず「水」を孤立させる人形「りこと」とは、つまり「王メルエムを孤立させる配置」を暗示しています。ネテロは元よりメルエムにこの人形を取らせることを計画していました。

討伐隊に対して2人ずつ3手に分かれて護衛軍を王から引き離すよう指示を出していて、さらに多大な費用を費やしゼノの力を借りたのも、王と護衛軍の分断のため。しかし結果的には、メルエム自らが場所を変えることをネテロに提案します。つまり「王自らこの人形を取った」ということだったのです。

その後、メルエムとネテロによる作中屈指の戦いが繰り広げられますが、追い詰められたと思われたネテロは「貴様は詰んでいたのだ始めから」という言葉と共に「貧者の薔薇(ローズ)」を発動します。これは、メルエムが孤立した時点ですでに勝敗は決している、つまり「駒は白である」という伏線を回収していたのです。その他にも一手一手、様々な伏線が散りばめられている軍儀を起点としたこのバトル構成は、冨樫先生の天才的実力を最も表した伏線回収の一つと言えるでしょう。

アニメでこの「軍儀」のシーンを観た時、「まさか、ここまで綿密に計算されていたとは!」と、鳥肌が止まらなかった方も多いのではないでしょうか? あのメルエムとコムギの感動的な最期、そしてネテロの壮絶な覚悟が交錯するキメラアント編は、まさに「HUNTER×HUNTER」の最高傑作の一つと言えます。

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6. 単行本30巻表紙の「後ろ手」:12支んの裏切り者

キメラアント編が幕を閉じ、会長選挙編がスタートした単行本30巻の表紙には、後ろ向きで立つ12支んのメンバーが描かれています。この中で、よく見るとパリストンとサイユウの2人だけが後ろで手を組んでいます。

これは一体どのような意味を持つのでしょうか?この伏線は、暗黒大陸編の序盤で回収されます。カキン帝国が全世界に向け暗黒大陸進出を宣言した際、暗黒大陸探検隊の総責任者として表舞台に姿を現したのは、自身をネテロの息子と語るビヨンド=ネテロでした。

50年以上も前から暗黒大陸攻略を虎視眈々と狙っていたビヨンドは、その目的のためビヨンド隊を組織していましたが、そのメンバーの中でも参謀的役割を担っていた人物こそパリストンでした。この事実を突き止めたクラピカとミザイストムは、パリストン以外にもビヨンド側からの内通者がいる可能性から捜査を進めますが、そこで名前が浮かび上がったのがサイユウ。つまり、単行本30巻での後ろで手を組むパリストンとサイユウの描写は、ビヨンド側として裏で手を組んでいることを表していたのです。あまりにも芸術的な伏線回収ですよね。

これ以外にも、同じ30巻の表紙でポケットに手を入れているジン、ミザイストム、カンザイの描写があります。これは「手の内を隠している」と捉えることもできます。もしそうであれば、この3人は今後の暗黒大陸攻略において重要な鍵を握っているのかもしれません。

7. クロロの「多重人格」疑惑の真相:卓越した演技力と「デザインされた人格」

ヨークシンシティ編で登場したクロロ=ルシルフル。興奮するウボォーギンに対して「俺が許す。殺せ」と語る口調は、まさに殺戮集団のリーダーといった冷酷なイメージでした。その後も、怒りで暴走するノブナガを一喝して黙らせる凄みを見せ、クラピカに鎖で拘束された時には、命の危機に瀕しても平静を保ち、死を受け入れながらもクラピカを挑発。ヒソカ戦では躊躇なく審判や観客を犠牲にするなど、冷静沈着で何事にも動じず、目的のためなら手段を選ばない冷酷さを感じさせます。

しかし、場面によってはクロロの人物像は大きく異なります。ネオンとの会話ではそれまでのイメージと打って変わって好青年そのもの。ウボォーギンの死を表した予言詩を見た時には涙まで浮かべます。さらにゼノ=シルバとの戦いでは戦闘を楽しむ無邪気さをまとっていて、戦闘後には「ひっでーありゃ盗めねーわ」と団員の前では見せない砕けた口調を見せます。また最も印象的なのは、ゴンからの「なぜ自分たちと関わりのない人たちを殺せるの?」という問いに対して、「自分を掴む鍵はそこにあるか」と自問自答する描写でしょう。

このような自分を見失っているかのような意味深な発言や、前述した場面ごとの異なるキャラクター性から、「幽☆遊☆白書」の仙水のようにクロロは多重人格者なのでは、と読者の間で疑われることに。

しかし、この謎に対しては「旅団過去編」で22年越しに回答が提示されます。幻影旅団が結成する3年前、流星街で優しい少年であった11歳のクロロには、特筆すべき才能がありました。それは「卓越した演技力」です。清掃戦隊カタズケジャーの演劇では、一人で様々な役を演じ分けるクロロですが、特に悪役を演じた姿は観客を恐怖に震え上がらせるほどでした。

物語は進み、幼馴染みであるサラサを殺されたクロロは、サラサの復讐と、流星街の外でサラサのような被害者を出さないことを目的として掲げるとともに、「自分をデザインする」と語ります。これらから判明したのは、現在のクロロの人格は、最も合理的にこの目的を達成するため、それに適したキャラクターを「デザインして作り上げていた」、そしてその才能を生かして「演じていた」ということであったのです。

しかし、前述した「自分を見失っているかのような発言」や、ヒソカに対する「人間とは面白いものだな」という人間を俯瞰するような視点からは、本当の自分を模索しているようにも感じられます。ブラックホエール号でその人物像がどのように描かれるのか、皆殺しの描写がどのような意味を持つのか、今後のクロロに注目ですね!

まとめ

今回は、「HUNTER×HUNTER」に登場する「天才的すぎる伏線回収7選」というテーマでご紹介しました。

長期間にわたって張り巡らされた伏線が、驚くべきタイミングと形で回収される時、冨樫先生の圧倒的な構成力と、練り込まれた世界観にただただ感嘆するばかりです。それぞれの伏線回収が、物語の深みを増し、キャラクターの魅力や背景をより一層際立たせていましたね。

「HUNTER×HUNTER」は、何度見返しても新たな発見がある、まさに「考察が止まらない」作品です。今回ご紹介した伏線回収の場面だけでなく、まだ回収されていない謎や、今後の展開にも期待が膨らむばかりですね。

もし今回の記事を読んで「もう一度アニメを観たい!」「この伏線回収シーンを再確認したい!」と感じたなら、ぜひ作品を手に取ってみてください。きっと、新たな発見と感動があなたを待っていますよ!

それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

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