「海賊王に、おれはなる!」
この言葉を胸に、数々の困難を乗り越え、ついに四皇にまで上り詰めた『ONE PIECE』の主人公モンキー・D・ルフィ。
普段はおちゃらけているのに、決める時はビシッと決める、そんな彼に、今、にわかに信じがたい衝撃の説が浮上しているのをご存知ですか?
それは…
「ルフィがニカに乗っ取られているかもしれない」
というもの。
まさか、物語の主人公が!?と驚く方もいるかもしれませんが、連載25年を超える壮大な物語を改めて振り返ると、この説が単なるファンの妄想ではないと感じてしまうほどの「人格の変化」がルフィに見られるのです。
今回は、ルフィの初期の頃の姿を振り返りながら、なぜニカに乗っ取られていると言われるのか、その根拠を徹底的に深掘りしていきましょう。
初期のルフィは「ただのバカ」じゃなかった?
現在のルフィからは想像もつかないかもしれませんが、物語の序盤、彼は時に知性的で、核心をつく発言を連発していました。
アーロンパークで見せた「メンタリスト」な一面
例えば、イーストブルー編のアーロンパークでの出来事です。
「俺は助けてもらわねぇと生きていけねぇ自信がある!」と冷静に自己分析し、仲間の大切さを強調。そして、ナミが長年アーロン一味に縛られ、一人で海図を書き続けていた部屋を見るやいなや、言い放ったのがこのセリフでした。
こんな部屋があるからいけねぇんだ…!痛くもねぇあいつの居場所なんて、おれが全部ぶっ壊してやる!!
アーロンという敵ではなく、まずナミの心理的ストレスの根源である「部屋」を破壊するという知性溢れる行動。そして、アーロンパークごと完全にぶっ壊すことで、ナミは長年のトラウマから解放され、心から前へ進むことができたのです。
アラバスタで見せた「リアリスト」な一面
アラバスタ編では、すべてを守ろうとする主人公気質なビビに対し、ルフィは「人は死ぬぞ」と現実を突きつけていました。
今のルフィなら「全員守る!」と夢物語を語りそうなものですが、当時は意外にも正論を語るリアリストだったのです。
また、自分のために命をかけてくれる仲間の大切さを実感し、ボロボロと涙を流すビビに対しては「なんだ、出るんじゃねぇか涙…」と、どこか大人な一面を見せていました。
さらに、反乱軍を止めてもクロコダイルは止まるのか?と核心をつく発言をしており、アラバスタを救うには何が一番重要なのかを直感的に理解していたかのようです。この時のルフィの頼りになる感は半端なかったですよね!
ジャヤで見せた「ブレない信念」
ジャヤでは、町で喧嘩をしないとナミに誓ったルフィが、ベラミー海賊団に嘲笑され、ボコボコに殴られても「この喧嘩は絶対買うな」と約束をきっちり守り通しました。
そのやられ様には、逆にナミが「やり返せ!」と言うほど。単純なだけの男なら、売られた喧嘩はすべて買っていたことでしょう。
この時のルフィからは、黒ひげが言う「出す拳の見つからない喧嘩は行わない」という、真っ直ぐな信念が感じられます。シャンクスの真似をしていたと取ることもできますが、どちらにせよ、この行動からルフィがただのバカではないことが分かります。
船長としての「覚悟」
船長としても、ルフィは常にブレない姿を見せてきました。
ゴーイング・メリー号がもう治らないことを知った際には、その「死」を受け入れ、船長として別れを決意。これに反対したウソップと決別することになった際にも、その重い責任に耐え、ブレない姿を示しました。
そして、エニエス・ロビーでロビンに放った「生きたいと言え!!!!」というセリフ。
一見、ルフィの価値観を押し付けている傲慢な発言に思えますが、これは、ロビンが常に命を狙われ、生きることを望めない環境にいることを察し、ロビンが一番望む言葉をチョイスしたものです。言葉選びやタイミングは完璧。もはやメンタリスト並みの洞察力と言っても過言ではないでしょう。
現代のルフィに見られる「アホ化」と「人格変化」
初期には度々見せていた知性や大人な一面が、最近ではほとんど見当たらなくなってしまったように感じませんか?
ここに、ルフィが「ニカに乗っ取られている」と疑われる根拠があるのです。
頂上戦争後の「情緒不安定」
ビビに「人は死ぬぞ」と言っていたルフィが、兄のエースが命を落とした際には発狂してしまいました。頂上戦争が終わった後も、エースの死を受け入れられず地面や木に当たり散らし、ルフィの身を案じるジンベエにまで八つ当たりする姿は、当初のルフィとは少し違います。
身も心もボロボロで普通ではいられない状態だったことは確かですが、あの冷静なアラバスタでのルフィの面影は微塵も感じられません。あの場にジンベエがいなければ、ルフィは完全に心が折れてしまっていたでしょう。
新世界編以降の「アホっぷり加速」
シャボンディ諸島での離散を経て、2年後に麦わらの一味は再集結しますが、ルフィは偽物のゾロとサンジを本物と勘違いしてついていってしまうのです。
いくら2年ぶりとはいえ、仲間を間違えるなんて天然では済まされません。「仲間がいるよ!!!!」が復活のきっかけだったはずなのに、一体何だったのでしょうか?
さらに、ドレスローザやワノ国では、作戦を聞かずに終始暴走。その暴走ぶりは、同盟相手であるローが呆れ返るほどでした。
2年前も暴走することはありましたが、それはあくまで作戦の中でのこと。考えなしに突撃するような感じではありませんでした。
能力の成長と比例する「アホ化」
この「アホ化」は、ルフィの能力の成長と比例して大きくなっているように見えます。
序盤は能力の強化ではなく、使い方の工夫によって新たな技を習得していました。そこから「ギア」を習得し能力が強化され、2年間の修行でさらなる進化を遂げました。
そして、ルフィが食べた悪魔の実が「ゴムゴムの実」ではなく、「ヒトヒトの実 幻獣種モデル:ニカ」であることが明らかになったのです。
このニカとは、人を笑わせ、苦悩から解放してくれる「自由の戦士」。五老星はニカの能力を「世界で最もふざけた能力」と称しています。
ルフィは能力を使いこなすにつれ、ニカに近づくことになりますが、それはつまり「ふざけた存在」に近づいているということ。今の「ふざけたルフィ」は、ニカに乗っ取られている状態だと解釈することもできるのです。そのため、最近は以前見られた大人なルフィの描写がほとんどなく、アホな部分が全面に押し出されてしまったのだと思われます。
ルフィは本当にニカに乗っ取られているのか?4つの根拠
では、なぜルフィがニカに乗っ取られている可能性が考えられるのでしょうか?その根拠を4つ見ていきましょう。
1. ゾオン系の悪魔の実には「意志」が宿る
五老星のセリフから、ゾオン系の悪魔の実には「意志」が宿っていることが明らかになっています。
つまり、「ヒトヒトの実 幻獣種モデル:ニカ」には、ニカの意志が宿っているということ。実際、元「ゴムゴムの実」は、五老星たちに「意志を持って世界政府から逃げているようだ」と評されていました。
フーズ・フーが護送していた悪魔の実が、シャンクスのもとへたどり着いたのも、ニカの意志によるものだったのかもしれません。
また、ゾオン系の悪魔の実だけが無機物に能力を与えることができるのも、悪魔の実に意志が宿っている証拠と言えるでしょう。
2. 尾田先生のSBSでの発言「人となる」
尾田先生のSBS(質問コーナー)での発言も、この説を裏付ける根拠の一つです。
「ヒトヒトの実は人が食べたらどうなるの?」という読者からの質問に対し、尾田先生は「人となる」と答えていました。
この「人となる」とは、神などが人の姿を借りてこの世に現れることを意味します。
ヒトヒトの実を食べたルフィもこのケースに当てはまり、神であるニカがルフィの姿を借りてこの世に現れていると考えることができるのです。
3. ベガパンクのセリフ「人格を取り込まれてしまうことが多い」
ベガパンクのサテライト・シャカが言った「ゾオン系の覚醒は人格を取り込まれてしまうことが多い」というセリフも重要です。
実際、インペルダウンの「獄卒獣」は完全に能力に乗っ取られ、自我を失っていました。
ルフィは獄卒獣ほど乗っ取られている様子はありませんが、ニカの意志がルフィの意志に影響を与えている可能性は十分に考えられます。
それを裏付けるかのように、ルフィが覚醒してニカの姿になった際には、ズニーシャが「ジョイボーイが帰ってきた」と発言していました。ジョイボーイについても現状明らかになっていることはほとんどありませんが、おそらくニカの前任者だと思われます。そんなジョイボーイの雰囲気をルフィから感じ取っているということは、ルフィにニカの意志が宿ったと捉えることができるでしょう。
4. ニカの「欲」によってルフィが知らず知らずのうちに動かされている可能性
最後の根拠として、ニカの「欲」によってルフィが知らず知らずのうちに動かされている可能性が考えられます。
エッグヘッドで命令通りに動かなかったメカシャークを見て、リリスは「なぜ生物の欲は制御できない」と言っていました。全てが科学で作られたものならばプログラム通りに動きますが、生物を改造したメカは命令外のことまで行い、ベガパンクの科学力をもってしても制御できていません。
つまり、悪魔の実に宿った意志の「欲」も制御できない可能性があるのです。
ニカは「人を笑わせ、苦悩から解放してくれる」とされていますが、それ自体がニカの欲だと捉えることができます。ワノ国ではスマイルによって笑うことすら強制されていた人々に、本当の笑顔を取り戻したいというニカの欲が作用し、ルフィは知らず知らずのうちに動かされていたのかもしれません。
そして、ルフィがニカと完全に同じ気持ちになったことで、心身が能力に追いつき、覚醒したのではないでしょうか。
これらの根拠から、ルフィはニカに乗っ取られている可能性があり、そのせいでルフィは当初のような物事の核心をついた「すごみ」がなくなっているのだと考えられます。
初期ルフィのあの頼もしさ、現在のルフィとのギャップ…一体どこで、何がどう変わったのか?
この深すぎる考察の根拠を、ご自身の目で確かめてみたくはありませんか?
そんなあなたに朗報です!『ONE PIECE』のアニメ全話はもちろん、劇場版まですべて見放題なのがU-NEXTなんです。
U-NEXTなら、今なら31日間無料トライアルを実施中!この期間中に気になっていたエピソードを見返したり、最新話まで一気見することも可能ですよ。もちろん、途中で解約すれば月額料金は一切かかりません。
ルフィの真の姿、そしてニカの謎に迫る旅を、高画質・高音質で心ゆくまで楽しみましょう。下のボタンから、たった3分でサクッと登録できますよ!
まとめ:ルフィとニカ、そして尾田先生の描く未来
今回は、ルフィが「ニカに乗っ取られているかもしれない」という衝撃の説について、その根拠と背景を深掘りしてきました。
初期ルフィの知性的な言動と、新世界編以降に見られる「アホ化」の対比、そしてゾオン系悪魔の実の「意志」、尾田先生のSBSでの発言、ベガパンクのセリフ、ニカの「欲」といった具体的な根拠は、確かに説得力があります。
とはいえ、物語の主人公が急に登場したニカという存在に乗っ取られているという展開は、納得できない読者も多いでしょう。
しかし、尾田先生はそんな違和感を残して物語を終わらせるとは思えません。
きっとこの先、我々読者を唸らせるような、さらに奥深い真実や展開が待ち受けているに違いありませんね。
ルフィの「本当の自由」とは何なのか、ニカの意志とルフィの夢がどう交錯していくのか…今後の『ONE PIECE』から目が離せません!
