【ONE PIECE】涙なしでは語れない!バーソロミュー・クマの「旅行先は?」に隠された壮絶な人生と深い愛

「ONE PIECE」の世界には、数多くの魅力的なキャラクターが登場しますが、その中でも特に読者の心をえぐり、涙を誘う存在がいます。

それが、元革命軍幹部にして元王下七武海、そして「旅行するならどこに行きたい?」のセリフでおなじみの**バーソロミュー・クマ**です。

ドフラミンゴと並んで初登場した際の圧倒的な強キャラ感、スリラーバークでの麦わらの一味との激闘、そして新世界編以降も度々登場し、常に物語の重要な局面で存在感を発揮してきましたね。

一見、謎めいた無口な大男に見えるクマですが、その裏には想像を絶するほど壮絶で、あまりにも悲惨な人生が隠されていました。

今回は、そんなクマの「辛すぎる」人生を深掘りし、彼の行動の全てが「愛」と「自己犠牲」に満ちていたことをご紹介します。

幼少期:たった4歳で全てを失った地獄の始まり

クマの人生は、生まれたときから地獄でした。

ソルベ王国の教会に生まれたクマは、わずか4歳の時に、父親と同じく「バッカニア族」の血が流れているという理由だけで、天竜人の奴隷にされてしまいます。

奴隷としての生活は、想像を絶するものでした。暴力は当たり前、毎日ボロボロにされ、泣くことすら許されない日々。バッカニア族であるというだけで、奴隷になるか死ぬかしか選べないという、あまりにも理不尽な運命を強制されたのです。

せめてもの救いは、父親も同じ場所に連行されていたこと。しかし、そこで母親が亡くなったことを聞かされ、さらに少し騒いだだけで、その父親も天竜人によって簡単に殺されてしまいます。

クマは、たった4歳で両親を失い、天涯孤独の身となってしまったのです。こんなにも悲惨な幼少期が、他にあるでしょうか。

希望の光:ニキュニキュの実と、他者の痛みを背負う聖人

奴隷として過ごしていたクマに転機が訪れたのは9歳の頃。

ゴッドバレーで天竜人による先住民一掃大会が行われる中、クマは当時同じく奴隷だったイワンコフとジニーに出会います。そして、ロックス海賊団やロジャー海賊団によってゴッドバレーが混乱状態になった隙を突き、クマは「ニキュニキュの実」を食べることに成功。

この能力で脱走に成功し、故郷のソルベ王国へと帰還することができました。ジニーと共に貧しいながらも自由な暮らしは、奴隷時代を考えればまさに天国のような日々だったことでしょう。

それから8年後、クマは教会の牧師として立派に成長します。ここでようやく彼の人生が良い方向に向かうのかと思いきや、その幸せは完全なものではありませんでした。

ニキュニキュの実の能力は、物体だけでなく、痛みなども弾き飛ばすことができます。クマはこの能力を使い、痛みや疲労に悩む老人たちを助けていたのです。しかし、弾き飛ばした痛みはそのままにしておくと再びその人に戻ってしまうため、誰かが代わりに引き受けなければなりません。

その苦痛を、クマは毎週自ら進んで引き受けていました。

ルフィ一人の痛みや疲労を引き受けたゾロがほぼ瀕死の重症を負ったことを思い出せば、その苦痛がどれほど計り知れないものか理解できるでしょう。しかしクマは、この苦行を全く苦痛とは思っておらず、むしろみんなに感謝されて嬉しいとまで語っていたのです。

これまでの人生で理不尽な扱いを受け続けてきたにもかかわらず、その心はあまりにも「聖人」すぎます。

革命軍への参加と、最愛の人ジニーとの悲劇

そんな苦痛を受けながらも、幸せな日々を送っていたクマですが、25歳の時にソルベ王国が自分たちの住む南部地域を切り捨て、奴隷政策を始めます。

これに対し、クマは反逆を起こすも投獄されてしまいます。ここで彼を助けたのが、後の革命軍総司令官となるドラゴンや、イワンコフたち「自由軍」でした。

ドラゴンの正義に感銘を受けたクマは、行動を共にし、後に革命軍を創設することになります。もちろん、ジニーも共に革命軍に入り、中心人物として活躍していました。

革命軍として平和のために尽力するクマでしたが、今から14年前、33歳の時、最愛の人ジニーが天竜人にさらわれてしまうのです。

男勝りな性格ながらも、容姿端麗なジニーの美貌に目をつけた天竜人によって、妻として連れて行かれてしまいました。しかし、天竜人の妻とは名ばかりで、実際はサターン聖による人体実験の危険体にされるなど、ひどい扱いを受けていたようです。

そうして2年の月日が流れ、ジニーは病気になってしまったためポイ捨てされ、最終的に全身が青く石化して亡くなってしまいました。

以前ジニーから求婚されていたクマは、バッカニア族の血を引く自分が一緒になればジニーを不幸にしてしまうと考え、断っていましたが、心から彼女を愛していました。ジニーの悲惨な結末を目の当たりにしたクマは、あの時求婚を受け入れていればと、どれほど後悔したことでしょう。

娘ボニーへの究極の愛と自己犠牲

しかし、ジニーの傍らには、赤ん坊がいました。その赤ん坊こそが、ジニーと天竜人の血を引く娘、**ボニー**です。そしてクマは、ボニーのために生きることを決意します。

自分を虐げ続けてきた天竜人の血が流れていようと、その子を自分の娘として育てる決意をしたクマは、まさに聖人中の聖人と言えるでしょう。

数年後、今度はボニーにもジニーと同じ「生玉林(せいぎょくりん)」という難病の症状が出てしまいます。これは、自然光を浴びると皮膚が青く石化し、最終的に絶命してしまう病です。そして、ボニーは余命5年を宣告されてしまいます。

まさに苦悩の連続。一体クマが何をしたというのでしょうか?

そんな中、クマはボニーに「10歳で病気が治る」と嘘をつき、一緒に旅行に行く約束をします。当時、その言葉は恐怖でしかありませんでしたが、この過去を知ってから聞くと、その言葉がどれほどクマの深い愛情に満ちていたかが胸に響きますね。

地獄の加速:絶望的な条件と自我の放棄

ボニーの余命が宣告されてから1年後、ソルベ王国のベコ王が再び南部を切り捨て、多くの国民を犠牲にし始めます。

クマはこの虐殺行為をたった1人で止め、その結果ベコリオに代わってソルベ王国の国王となりました。しかし、これをよく思わないベコリオは世界政府と手を組み、デマを流してクマを「悪の支配者、暴君」として報道。海軍を連れてクマを襲撃します。

海軍を沈めたクマでしたが、その代償として海賊となり、お尋ね者となってしまいました。誰よりも心優しい男なのに、こんな不条理な目に遭うなんて、あまりにも酷すぎます。

その後、ボニーのために生玉林を治す方法を求め放浪し、ドラゴンに紹介された天才科学者ベガパンクと出会い、ついに治療方法を知ります。

しかし、その治療法はまだ医療現場に降りておらず、莫大な手間と費用が必要でした。お尋ね者のクマに大金があるはずもなく、治療費を払うことはできません。

そこでベガパンクは、バッカニア族であるクマをクローン兵の素体にすることを条件に、無償でボニーの治療をすることを提案します。ここまでは誰も損をしない交換条件でしたが、ここに五老星が関わることで事態は最悪の展開を迎えるのです。

サターン聖は、クローン兵の素体が海賊であること、海軍としての面目が立たないことを理由に、以下の3つの条件を追加しました。

  1. 王下七武海に加盟すること(革命軍として世界政府と対立していたクマが、世界政府の犬になること)
  2. クマ自身も人間兵器になること(革命軍として前科のあるクマが、世界政府に力を向けないよう制御するため)
  3. 最終的に一切の思考と自我を捨てること(完全なロボットになり、「人」として死ぬこと)

このあまりにも無茶な要求に対し、クマはただ一言「ありがとう」と受け入れます。どれだけ懐の深い男なのでしょうか。

しかし、サターン聖はさらに条件を追加します。

  • 治療完了後のボニーの身柄を世界政府が預かること
  • ボニーの手術が終わっても、クマとボニーが接触することを禁じること(破ればボニーを奴隷にする)

クマがボニーと接触できるのは、治療中のわずか半年間のみ。つまり、ボニーが完治して外を思い切り駆け回る姿を見ることはできないのです。

そしてボニーの治療が終わり、ソルベ王国に帰ることができたクマは、サターン聖との約束通り、ボニーに永遠の別れを告げました。これほど悲しい別れがあるでしょうか。

唯一、ボニーと連絡を取る手段である手紙も、サイファーポールの妨害工作によって彼女に届くことはありませんでした。

そんな中、自身の病気が完治していることを知ったボニーは、一向に連絡を寄越さないクマを探す旅に出ます。しかしクマは、サターン聖の条件に従い続け、ボニーと同じ町にいたとしても会うことはありませんでした。そしてシャボンディ諸島に超新星たちが集まってきた中、クマは影ながらボニーの成長を見守ります。これが、クマが自我のあるうちでボニーの姿を見る最後の機会となってしまいました。

また、この時麦わらの一味を散り散りに吹っ飛ばし絶望を与えたかと思いきや、実は救っていたという物語における重大な役目も果たしています。

そしてクマは享年45歳、ベガパンクの元で自我を失い、その人生を終えました。「10歳の誕生日おめでとう」という言葉をボニーに直接伝えることもできず、一緒に旅行に行く夢も叶いませんでした。

完全にロボットとなったクマですが、最後の願いとしてベガパンクにサニー号を守るプログラムを施してもらい、麦わらの一味を守り続けています。

ロボットになってなお、どこまでも大切な存在のために犠牲になり続けるクマ。これ以上の聖人はいないでしょう。その後は無敵奴隷にされ、天竜人にやりたい放題されてしまいます。自我が全くないとはいえ、あの姿は胸に迫るものがありましたね。

そしてエッグヘッド編では、自我が全くないはずなのにボニーの危機に現れ、サターン聖をぶっ飛ばすというかっこよすぎる活躍を見せています。これはベガパンクによると、バッカニア族の特性が起因となって起こったのではないかとされています。

この特性によって、クマの自我が完全に戻って欲しいと願わずにはいられません。

このように振り返ってみると、クマがどれだけ過酷な運命を辿ってきたかがよくわかります。奴隷に始まり、自己犠牲を続ける毎日。かつて「お前らの生きてきた人生とはレベルが違う」と言っていたドフラミンゴですら、これを聞いたら「逆にレベルが違うな」となってしまうのではないでしょうか。

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まとめ:バーソロミュー・クマ、その愛と犠牲の物語をもう一度

今回は、「ONE PIECE」に登場するバーソロミュー・クマの悲惨で壮絶な人生について深掘りしました。

  • 4歳で両親を失い、天竜人の奴隷となる過酷な幼少期
  • ニキュニキュの実で他人の痛みと疲労を毎週引き受け続けた自己犠牲の精神
  • 革命軍として活躍する中で、最愛の女性ジニーを失う悲劇
  • 娘ボニーの難病を治すため、人としての全てを捧げる究極の自己犠牲
  • 自我を失いロボットとなっても、愛する者のために戦い続けるその姿

彼の人生は、理不尽と苦痛に満ちていましたが、それでも他人のために、そして娘ボニーのために、その全てを捧げた「聖人」の物語でした。

「旅行するならどこに行きたい?」という彼の言葉の裏には、娘との約束、そして自由に旅することへの切なる願いが込められていたのかもしれません。ぜひもう一度、アニメや原作でバーソロミュー・クマの物語を追体験してみてください。きっと、新たな感動と発見があるはずです。

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