「エル・プサイ・コングルゥ」
この言葉を聞いて、胸が熱くなる方はきっと少なくないはずです。そう、多くのファンを魅了し続ける科学アドベンチャーシリーズの金字塔『シュタインズ・ゲート』。
今回は、その正統続編でありながら、本編とは全く異なる「もうひとつの世界線」から始まる物語、『シュタインズ・ゲート ゼロ』の魅力を徹底的に深掘りしていきます。
「シュタインズ・ゲートの正統続編? でも、あの感動のラストシーンの続きじゃないの?」
そんな疑問を持ったあなたにこそ、ぜひ読んでいただきたい記事です。この作品は、あなたがまだ知らない、岡部倫太郎の「失意と再起」の物語なんですよ。
『シュタインズ・ゲート ゼロ』は、なぜ「正統続編」なのか?
『シュタインズ・ゲート ゼロ』は、2015年にアドベンチャーゲームとして発売され、2018年にはテレビアニメ化もされた人気作品です。ゲーム、アニメ共に高い評価を得ています。
タイトルの後ろに「0(ゼロ)」と聞くと、過去編や前日譚を想像するかもしれません。しかし、この『シュタインズ・ゲート ゼロ』は、紛れもなく「続編」なんです。ただし、それは岡部と紅莉栖が再会する「トゥルーエンド」の後の物語ではありません。
では、一体どのような物語なのでしょうか?
『シュタインズ・ゲート』本編の最終局面を思い出してください。岡部は牧瀬紅莉栖を救うため、一度失敗します。その失敗を乗り越え、まゆりの説得によって再び立ち上がり、未来の自分からの「ムービーメール」を受け取って、新たな作戦を開始しましたよね。
そう、『シュタインズ・ゲート ゼロ』は、まさに「クリスを救うことを諦めてしまった世界線」が舞台なんです。
未来の岡部から送られてきたムービーメールは、一度失敗した岡部だからこそ送ることができたもの。つまり、『シュタインズ・ゲート ゼロ』は、あのムービーメールを送った未来の岡部の物語であり、本編が「シュタインズ・ゲート」世界線に到達するために「必須」となる、いわば「空白の期間」を描いている作品なんです。
だからこそ、『シュタインズ・ゲート ゼロ』は正統続編であり、本編を見た人はもちろん、途中で見るのを止めてしまった人や、続編の出来を恐れて見れていない人にも、心から見てほしい作品なんですよ。最後まで見れば、きっと「見てよかった」と感動するはずです。
失意の底にいる岡部倫太郎と、新たな出会い
『シュタインズ・ゲート ゼロ』の物語は、牧瀬紅莉栖の救出を諦めた2010年夏から4ヶ月後、つまり前作では描かれなかった「冬」から始まります。
もちろん、主人公は変わらず岡部倫太郎。しかし、彼の姿は以前とは大きく異なっています。クリスの救出を諦めた彼は、大学1年生としての日常生活に戻るものの、これまでの過酷な「ループ」の代償はあまりにも大きく、クリスの死のフラッシュバックに常に苦しめられています。
そう、彼は「鳳凰院凶真」を封印してしまったのです。かつての白衣も脱ぎ捨て、中二病的な振る舞いは影を潜め、ラボに出入りすることさえ止めてしまいました。あの秋葉原にも近づこうとしない姿は、見ているだけでも胸が締め付けられます。
失意の底にある岡部倫太郎が、一体どのようにして再び立ち上がるのか? そこが『シュタインズ・ゲート ゼロ』の物語の大きな見どころの一つです。
物語を彩る新たなキャラクターたち
『シュタインズ・ゲート ゼロ』では、まゆりやダルといったお馴染みのラボメンに加え、物語の鍵を握る新たな主要人物たちが登場します。
比屋定真帆(ひやじょう まほ)
岡部ととあるセミナー会場で出会う、クリスと同じヴィクトル・コンドリア大学脳科学研究所所属の研究員。クリスの先輩にあたる人物です。
身長140cmと小柄で、岡部には中学生と間違われるほど。ファッションに無頓着で生活力もない、まさに「残念系ヒロイン」と言える彼女ですが、クリスの圧倒的な才能に劣等感を抱きつつも、音楽の趣味がきっかけで意気投合し、クリスから慕われるほど信頼し合った関係でした。
彼女との出会いが、止まっていた岡部の時間を再び動かすことになります。
阿万音鈴羽の母親「阿万音由季(あまね ゆき)」
趣味でコスプレをしている大学4年生。どこか鈴羽に似ていると思ったら、まさかの鈴羽の母親! ということは、将来的にダルの奥さんになる人物……? この出会いがどう物語に絡んでくるのかも注目です。
椎名かがり
椎名まゆりの養子で、戦争孤児。未来のまゆりが引き取った娘です。鈴羽と一緒にタイムマシンで過去にやってきましたが、途中で逸れてしまい行方不明に。物語の重要なピースとなりそうな存在です。
物語の鍵を握る「アマデウス」とは?
公園の手伝いでセミナー会場を訪れた岡部は、そこで衝撃的なシステムと出会います。それは、牧瀬紅莉栖が基礎理論を構築し、比屋定真帆たちが研究を進めていた「人間の記憶をデータ化・保存し、それを活用するシステム」。
そう、人間の感情や記憶、心を持つ人工知能、その名も「アマデウス」です。
このアマデウスは、もはやAIとは呼べないほど人間に近く、その場では真帆自身の記憶を持ったアマデウスが披露されます。そして、岡部は研究所へと招待され、そこで彼女と出会うことになります。
彼女とは、人間ではない……未完成の試作機である、8ヶ月前の牧瀬紅莉栖の記憶で作られた人工知能「アマデウス・クリス」のことです。
姿も声も、まさにクリスそのもの。失意の底にいる岡部にとって、彼女との出会いは運命を大きく変えるきっかけとなるでしょう。
この先の展開、気になって夜も眠れませんよね? 岡部が再び歩み出す道のり、そして「アマデウス・クリス」が物語にどう影響を与えるのか……。
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まとめ:『シュタインズ・ゲート ゼロ』は「途中で止めるのが一番もったいない」
『シュタインズ・ゲート ゼロ』は、本編の裏側で繰り広げられる、もう一つの「シュタインズ・ゲート」世界線への道標となる物語です。
ちなみに、『シュタインズ・ゲート ゼロ』はゲームとアニメで少しストーリーが異なり、お互いが補完しあう関係にあります。どちらも体験するのがおすすめですが、まずは見始めやすいアニメから入ってみるのも良いでしょう。
失意の底から再び立ち上がる岡部の姿、新たな仲間たちとの出会い、そして物語の鍵を握る人工知能「アマデウス」。その全てが、あなたの心を深く揺さぶることは間違いありません。
この作品は「途中で見るのを止めてしまうのが一番もったいない」と言われるほど、ラストまで目が離せません。ぜひ最後まで見届けて、その感動を味わってください!
それでは、新たな世界線で、あなたの「観たい」が実現することを願っています。
