『魔法少女まどか☆マギカ』は、その衝撃的な展開と深いテーマで、放送から10年以上経った今もなお多くのファンを魅了し続けていますよね。アニメ好きなら、一度は観たことがあるのではないでしょうか?
「まどマギの伏線はもう知り尽くした」「考察動画もたくさん見たから、もうほとんど知ってる」――そう思っているあなたにこそ、ぜひ読んでいただきたい記事です。
実は、あなたがまだ知らないかもしれない、驚くほど緻密に仕込まれた伏線が『まどマギ』には隠されています。今回は、そんな“意外と知らない”まどマギの伏線回収について、とことん深掘りして解説していきます!
それでは、最後までじっくりお楽しみください。
1. さやかちゃんの魔女のグリーフシードに隠された秘密
物語終盤、ワルプルギスの夜の後に魔女化しそうになったまどかを救うため、ほむらが取り出した最後のグリーフシード。
実はこれ、さやかちゃんの形見のグリーフシードだという話は、もしかしたらご存知かもしれませんね。公式でも発表されていますが、驚くべきことにこの説は、なんと10年以上前の考察スレですでに仮説として存在していました!
なぜ当時のファンは、この真実にたどり着くことができたのでしょうか?
その鍵は、グリーフシードの形状にあります。
- ソウルジェムの形状が魔法少女ごとに異なるように、グリーフシードの形状も魔女ごとに異なる。
- 魔法少女が魔女になるとき、ソウルジェムがグリーフシードに変化し、その特徴が引き継がれる。
この2つの前提から導き出されたのが、ほむらが使ったグリーフシードと、さやかが魔女になった瞬間に映ったグリーフシードに「3つの類似点」があるという発見です。
3つの類似点
- グリーフシード頂点側の形状:バラの魔女のグリーフシードとは異なり、中央に切れ目が入っています。これは、さやかのソウルジェムにも見られる特徴です。
- グリーフシード側面の楽譜:バラの魔女のものとは明らかに異なる、独特の楽譜のような模様が刻まれています。
- 左側のマーク:右側に穴が開いた視力検査マークのような、非常に特徴的な形状をしています。
これらの共通点から、あのグリーフシードが、まどかがさやかの形見として隠し持っていたものだと考察されていたのです。ドイツ語や魔女文字だけでなく、グリーフシードの細かな形状まで分析するとは、当時の考察班の熱意には脱帽ですね。
2. お菓子の魔女「ベベ」の本体は3話に登場していた?
劇場版『叛逆の物語』で活躍したお菓子の魔女ことベベ。彼女の初登場はテレビシリーズ3話で、マミさんが衝撃的な最期を遂げたことで一躍有名になりました。
しかし、この3話での描写には不可解な点があります。それは「お菓子の魔女の本体はどこにいたのか」という疑問です。私たちは『叛逆の物語』を観ているから、ベベがお菓子の魔女の本体だと知っていますが、テレビシリーズ3話の時点では、あの可愛らしいぬいぐるみが魔女の本体だと誰もが思っていました。
では、あの時どこかでベベは倒されていたのでしょうか?有力な説が、魔女の結界内に存在した「ある人形」こそがベベの本体だったというものです。
お菓子の魔女戦の考察
- 魔女が椅子に座る描写の際、最初はこの対面席に誰もいませんでした。
- しかし、その後に魔女と同じくらいの大きさの人形がちゃっかり追加されています。
- マミさんは本体だと思われる魔女をマスケット銃で攻撃しますが、対面の人形には一切触れていません。
- その後、お菓子の魔女の第二形態が登場。この形態は、いくら攻撃を受けても無限に脱皮を繰り返します。
- この無限増殖するはずの第二形態が、なぜか倒されました。その理由は作中では語られません。
ここで注目すべきは、ほむらの行動です。ほむらは第二形態と戦いながら、最初に魔女が座っていた椅子の対面に描写されていた「ぬいぐるみ」を踏みつけています。
つまり、このぬいぐるみが本体であり、ベベだったのではないかという考察です。衝撃的な展開に隠された、さらに深掘りされた考察ですね!
3. 3話の衝撃展開はすべてキュゥべえの計画だった?
マミさんの悲劇的な結末を含め、3話の一連の出来事がすべてキュゥべえの計画だったという、恐ろしい考察が存在します。
物語は、まどか、さやか、そしてキュゥべえが病院の壁にグリーフシードが刺さっているのを発見するところから始まります。そもそも、なぜ病院の壁にグリーフシードが刺さっていたのでしょうか?
そして、その場で唯一、すぐに負荷できる(汚れを吸い尽くしている)グリーフシードを持っていたのは、キュゥべえだけだったはずです。使い魔が魔女になってグリーフシードになる、魔法少女が魔女になってグリーフシードになる。いずれも「魔女が先でグリーフシードが後」です。しかし、この時はグリーフシードが先だったのです。
この考察にはさらに続きがあります。
- まどかがマミさんと戦うために魔法少女になると決意した直後、タイミングよく魔女が孵化します。あまりにもタイミングが良すぎませんか?
- そして、その魔女の卵の一番そばにいたのはキュゥべえでした。汚れを吸ったグリーフシードを管理し、ソウルジェムを踏みつけて痛みを生み出すことができるキュゥべえなら、グリーフシードにも当然干渉できると考えるのが妥当です。
ここでキュゥべえに誤算が生じたのは、マミさんが「マミってしまった」こと。これはキュゥべえにとって「約束が振り出しに戻る」ことを意味しました。
しかし、この誤算すらもキュゥべえのプランの一つだったという考察があります。
- プランA:マミが生き残ってまどかを魔法少女にする。
- プランB:魔女の結界に閉じ込め、ほむらを孤立させてまどかに魔法少女化を選ばせる。
キュゥべえは、まどかを魔法少女にするために最も可能性の高い選択肢を取っただけ、というわけです。そして、この説を裏付ける決定的な証拠として、早く願い事を決めるように2人を急かすシーンで、キュゥべえが笑っていることが挙げられます。
こういった理由から、3話の全てがキュゥべえによって仕組まれていたという考察が成り立つのです。
4. 3話に散りばめられた主要キャラの「死」の伏線
マミさんの悲劇的な最期を暗示する伏線は、実は3話の中に複数存在していました。アニメを初めて観たときには、ほとんどの人が気づかなかったのではないでしょうか?
テレビ版限定の伏線
一瞬映る、あるシーンに注目してください。そこには「CAUTION(気をつけて)」という文字と、首のない人形が映っています。不気味ですよね。
さらに、この人形の服に注目してみましょう。黄色、青、赤の服を着ています。
- 黄色:巴マミ
- 青色:美樹さやか
- 赤色:佐倉杏子
まさに、これから退場する魔法少女たちが暗示されているのです。
そして、この人形たちが着ている服にも、それぞれの最期を暗示する特徴が隠されています。
- 首がない:これはマミさんの最期を暗示していると考えられます。「首が無くなるの注意」ということなのでしょうか?
- さやかちゃん人形のおへその爆発:おへその位置にあったソウルジェムが爆発し、魔女化してしまうことを暗喩していると考察されています。これは影の魔女戦でのさやかの魔女化を思い出させます。
- 杏子ちゃん人形のズボンの赤の水玉:これは、さやかと一緒になって死ぬという暗喩です。
- 京子ちゃん人形の服の青の水玉:青色はさやかちゃんの色。つまり、さやかと一緒になって死ぬという伏線だったと考えられます。
凄まじいほどの作り込みに鳥肌が立ちますね!
劇場版で加筆された伏線
通路のシーンにも同様の伏線が隠されています。上にある人形に注目すると、ここでも首が切られている人形が映し出されています。
この人形も先ほどと同様に黄色、青色、赤色しか存在していません。奥にも人形は続いていますが、すべてこの3色で構成されているのです。これは劇場版でこのシーンに加筆されており、10体以上の人形が確認できますが、全て3色で構成されていることが判明しています。
ここまで綿密に伏線を張り巡らせているとは、シャフトさんのこだわりには驚かされますね!
5. さやかのおへそのソウルジェムが「濁っていく」描写
これもまた3話の伏線回収と繋がる、さやかのソウルジェムに関する描写です。
影の魔女戦、さやかは持ち前の治癒の力で奮闘しますが、この時の彼女のおへそのソウルジェムに注目してみてください。戦いの初期は光っていたソウルジェムが、後半戦では完全に光を失っています。
これは、ソウルジェムが穢れで濁り切っていることを示しています。つまり、3話で「おへそのソウルジェムが爆発する」という伏線が、この影の魔女戦を通して見事に回収されていたのです。
この伏線を知らないと、単にソウルジェムが汚れていく描写としか見えませんが、3話の伏線を知っていると「おお!」と唸ってしまうような、巧みな演出だったと言えるでしょう。
6. 7話、ステンドグラスの剣を持つ天使が暗示するもの
第7話、杏子とさやかの会話シーンの背景にあるステンドグラスに、剣を持った天使が描かれています。そして、その天使がまるでさやかから出てきて、杏子を指しているように見えるのです。これが、後々の展開を暗示する伏線になっています。
なんだか幻想的な描写ですが、この剣を持つ天使がポイントです。
- 剣を持つ天使:四大天使の一人「ミカエル」を指していると考えられます。ミカエルは「正義の天使」という称号を持つ存在です。
- さやかとミカエル:さやかは魔法少女を「正義の味方」と考えていました。この構図は、正義の味方であるさやかが、かつて神を信じて正義の味方になろうとしていた杏子を攻めている、という暗喩になっているのです。
元信者である杏子を天使を使って断罪し、さらにミカエルに見立てたさやかが、その後あんな末路を辿るなんて、最高に皮肉が効いていますよね。
また、このシーンにはもう一つの意味が隠されていると考察されています。
- 紙袋:二人の間には紙袋が置かれています。この時の杏子はさやかに「盗品かもしれないものはもらえない。もらっても嬉しくない」と言われており、紙袋の中身を指摘している表現も含まれていると考えられています。
7. 9話、杏子のお菓子とその意味
さやかに「盗んだものはもらえない」と言われた後、杏子のお菓子がなぜ安い駄菓子になっていたのか、そしてなぜお菓子を渡すのか。
なぜ安い駄菓子になったのか
結論から言うと、これはさやかの指摘を受けて、杏子が「自分の買える範囲」のお菓子を買ったのではないかという考察です。杏子の人柄が垣間見える、なんとも健気で可愛い描写ですね。
なぜお菓子を渡すのか
さらに注目すべきは、杏子がお菓子を渡すときの描写です。これは、杏子と渡した相手の「これからの関係性」を示唆していたと考えられています。
- ほむらにポッキー:空気を読みながらほむらにポッキーを差し出していますが、ほむらが受け取ったかどうかは描写されていません。これは二人の関係性が「協力関係にあるものの、杏子の一方的な投げかけ」であることを示唆しています。実際にワルプルギスの夜の会議シーンでは、杏子が「二人でなら勝てるかもな」と言っているのに対し、ほむらは助けを求めていません。
- さやかにリンゴ:さやかはリンゴを叩き落としています。これは二人の関係が「敵対関係」にあることを明確に示唆しています。実際、この後二人は激しく戦うことになります。
- まどかにうまい棒:まどかにはうまい棒を渡して、しっかりと受け取ってもらっています。このシーンは、まるで「バトンを渡している」かのようにも見えませんか? 原作者さんも語っているように、物語中盤まではさやかと杏子の物語が中心でした。杏子は、この「魔法少女まどか☆マギカ」という作品を、まどかへと「渡す」という意味が込められていたのではないかと考えられているのです。
そして、この9話の最後に杏子は物語から姿を消します。まるで「もうバトンは渡し終わったから」と言わんばかりに。
まどマギの世界に、あなたも飛び込みませんか?
いかがでしたでしょうか? 予想以上に奥深い『魔法少女まどか☆マギカ』の世界に、きっとあなたも驚きを隠せないはずです。
今回ご紹介した伏線や考察は、ほんの一部に過ぎません。この作品は、何度見ても新たな発見があり、その度に深い感動を与えてくれます。
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まとめ
今回は『魔法少女まどか☆マギカ』に隠された、意外と知られていない伏線回収の数々をご紹介しました。
- さやかちゃんの魔女のグリーフシードに隠された秘密
- お菓子の魔女「ベベ」の本体は3話に登場していた?
- 3話の衝撃展開はすべてキュゥべえの計画だった?
- 3話に散りばめられた主要キャラの「死」の伏線
- さやかのおへそのソウルジェムが「濁っていく」描写
- 7話、ステンドグラスの剣を持つ天使が暗示するもの
- 9話、杏子のお菓子とその意味
これらの伏線を知ることで、あなたはきっと『まどマギ』という作品の、恐ろしくも美しい世界観にさらに引き込まれることでしょう。一度観た方も、初めての方も、ぜひ今回の知識を胸に、もう一度まどマギの世界を体験してみてください。
あなたの知らないまどマギが、きっとそこにはあるはずです。
