「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編] 叛逆の物語」が公開されてから、もう10年以上が経ちました。しかし、この作品の奥深さは、時が経つほどにその輝きを増し、見るたびに新たな発見を与えてくれます。
今回は、そんな『叛逆の物語』に隠された、ファンならずとも唸るような深すぎる謎と考察の数々をご紹介します。この考察を読めば、きっとあなたももう一度『叛逆の物語』を最初から見返したくなるはずです!
考察1:ほむらはなぜQBに魔女の存在を話したのか?
物語の核心に迫る最初の謎は、主人公・暁美ほむらがキュゥべえ(QB)に対して、魔女がいた時代の魔法少女のあり方について語ってしまったことです。一見すると、ほむらの失態にも思えるこの行動。QBに余計な興味を抱かせ、結果的にほむらがQBの結界に囚われ、実験されるきっかけを作ってしまいました。
しかし、本当にただの失態だったのでしょうか? 考察によると、これはほむらが意図的に行った行動であり、「まどかを再びこの世界に認識させたい」という切なる願いの表れではないかと考えられます。
まどかは、全ての魔女を消し去るという大きな願いの代償として、概念と化し、皆の記憶から消えてしまいました。ほむらは、唯一まどかの存在を覚えている魔法少女です。その事実が、どれほど彼女を苦しめたことか……。
まどかが皆のために犠牲になったのは事実ですが、ほむらの真の願いは「まどかだけでも幸せになってほしい」ということ。もしQBがまどかの存在を認識すれば、「円環の理」が壊れる可能性はあります。それでも、ほむらはまどかのことを唯一覚えている存在として、この辛い状況を変えたかったのかもしれません。
考察2:物語の最後でQBがボロボロなのはなぜ?
「叛逆の物語」のラストで、あの冷徹なQBが無残にもボロボロの姿になっているのは、なぜなのでしょうか? これには、ほむらが手に入れた「記憶操作の力」が関係しているという考察があります。
QBは感情に乏しい存在として描かれていますが、感情を「極めて稀な精神疾患」と表現する点から、全く感情がないわけではないと解釈できます。ほむらはその記憶操作能力によって、QBに「恐怖」という感情を植え付け、精神疾患状態にしたのではないでしょうか。
恐怖の対象となったほむらによって、QBはまるで奴隷のように働かされ、その立ち位置が一瞬で分かるようにあのボロボロの姿になった。そして、無数のQBは記憶を共有しているため、一匹に能力を使えば全体に伝播したと考えられます。今度こそまどかを救い、QBに悪さをさせないため、ほむらは恐怖によって彼らを支配したのでしょう。
考察3:ほむらが見た「謎の悪夢のような映像」の意味
魔女化したほむらが見た、悪夢のように不可解な映像。椅子から立ち上がってピンク色の液体と化すまどか、ひざまずくほむらの周りに立つメガネをかけたデカほむら、そしてそれらを必死に叩き潰すほむら……。このシーンは、ほむらの内なる絶望を深く表現していると考察されています。
- まどかが液体になるシーン:ほむらが魔女化することで時間遡行の能力が失われ、今後まどかに何かあっても助けられないことを暗示しています。
- デカほむらが立つシーン:過去の自分たちが、まどかがいなくなったのに何をやっているのかと、無言の圧力をかけているように見えます。非力な自分を許せず、過去の自分ごと叩き潰してしまいたいという思いが、最後の「叩き潰す映像」に込められているのです。
- 背景の巨大な椅子:ほむらの力がなくなり、自分がどんどん小さくなっていく焦燥感、絶望感を表していると考えられます。
まどかの「誰とだって、お別れなんてしたくない。そんな勇気ないよ」という本音を知ってしまったからこそ、ほむらはまどかを救えなかったと絶望したのかもしれません。
考察4:メルヘンな「ケーキの歌」に隠された深すぎる意味
映画冒頭でナイトメアを退治する際に歌われる「ケーキの歌」。メルヘンで可愛らしいこの歌には、実は各魔法少女の運命や心情が隠されているという、驚くべき考察があります。
歌の中では、各々が「ケーキは〇〇」と答えます。
- さやか「ラズベリー」:ラズベリーの花言葉は「深い後悔」「愛情」。自身の肉体と引き換えに京介の腕を直したさやかの、深い後悔と献身的な愛情に合致します。
- 杏子「リンゴ」:リンゴの花言葉は「誘惑」「後悔」。神父だった父の言葉に耳を傾けさせようと願った杏子。それが魔法によるものとバレて一家心中したことから、後悔の念が込められています。
- マミ「チーズ」:チーズに花言葉はありませんが、これは「魔女のシャルロッテにせがまれたから」という説があります。作中ではマミとシャルロッテは仲良しで、杏子が歌い終えた後、シャルロッテが真美を見つめていました。自分より他人を気遣うマミの優しさが感じられます。
- ほむら「カボチャ」:カボチャの花言葉は「広大」ですが、ここではハロウィンに使われる「ジャック・オー・ランタン」と紐付けられます。ジャックは天国にも地獄にも行けず、永遠にさまよい続ける存在。これは、QBの結界に閉じ込められ、魔女化も円環の理への導きもなく、空想の世界で過ごしていたほむらの状況と酷似しています。つまり、カボチャはほむらの今後の展開を示唆していたのです。
- まどか「メロン」:メロンの花言葉は「裕福」「豊潤」ですが、アンデスメロンの花言葉は「信頼」「慈愛」。これは、まどかのイメージにぴたりと当てはまります。作中のメロンがアンデスメロンであった可能性も考えられますね。
このように、一つ一つの歌詞に込められた意味を知ると、もう一度歌を聞き返したくなるのではないでしょうか。
考察5:さやかが劇中で自分を刺した理由
劇中、突如としてさやかが自分を刺すシーン。あまりにも衝撃的で、何が起こったのか分からなかった方もいるかもしれません。この行動には、彼女が召喚する魔女「オクタヴィア」が関係していると考えられます。
オクタヴィアは人魚姫がモチーフとされており、登場時には必ず水が現れます。さやかが自分を刺した時、周囲に水はありませんでした。彼女は自身の血を利用して、オクタヴィアを出現させたのではないでしょうか。
また、自分を刺した後も平然と動いていたのは、アニメ本編で彼女が「その気になれば痛みなんて消してしまえる」と語っていたように、治癒の魔法を使うことで痛覚を麻痺させることができたからだと考えられます。
アニメでの細かい設定が、映画でも巧妙に盛り込まれているあたり、さすが『まどマギ』ですね。
さあ、あなたも『叛逆の物語』の深淵へ!
いかがでしたでしょうか? 10年経っても色褪せるどころか、新たな発見が次々と生まれる『叛逆の物語』の考察。知れば知るほど、もう一度作品を見返したくなった方も多いのではないでしょうか?
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今回ご紹介した考察以外にも、きっとあなたなりの発見があるはずです。ぜひ、もう一度作品を鑑賞して、深淵なる『まどマギ』の世界に浸ってみてください。そして、もし新たな考察や、今回の考察に対するご意見があれば、ぜひコメントで教えてくださいね!
次回の『まどマギ』考察もお楽しみに!
