「機動戦士ガンダム ジークアクス」の最終回、ご覧になりましたか?
予想をはるかに超える展開と、まさかのハッピーエンドに胸が熱くなった方も多いのではないでしょうか。特に、あのキャラクターの声には誰もが驚きを隠せなかったはずです。
この記事では、YouTubeの解説動画を基に、「機動戦士ガンダム ジークアクス」最終回の注目ポイントを徹底的に深掘りしていきます。物語の核心から、制作者の意図まで、隅々まで考察していきましょう!
最終回の核心:ジークスの正体とエンディオンユニット
最終回で最初に注目すべきは、やはりジークスの正体、そしてその内部に隠されたエンディオンユニットでした。
アムロの声が響く「エンディオンユニット」
ジークスの頭部であるオメガサイコメとは、シャロンのバラと同様に「向こう側から来たパーツ」であり、エンディオンユニットが使用されていたことが判明しました。そして驚くべきことに、エンディオンユニットが発した声は、アムロ・レイの声優である古谷徹さんでした!
この「エンディオン」という名前、実は『美少女戦士セーラームーン』に登場するタキシード仮面、千葉守の前世であるプリンス・エンディオン、あるいは未来のキング・エンディオンに由来すると考えられます。『ジークアクス』のシリーズ構成・脚本を務める榎戸洋司さんは、『セーラームーン』で脚本家デビューしており、その繋がりでネーミングされた可能性が高いでしょう。
つまり、エンディオンユニットとは「フルヤトールユニット」、ひいては「アムロレイユニット」を意味すると考えられます。ジークスの内部に映り込んだアムロの手のようなシーンから、ジークスの内部にはアムロがいたという第5話からの考察が見事に的中した形です。修字がジークスを「彼」と呼んでいたのも、アムロを指していたと考えるのが自然ですね。
「向こう側から来たパーツ」の意味
具体的に「向こう側から来たパーツ」が何なのかは明かされていませんが、可能性としては、アムロに由来するものとして『逆襲のシャア』に登場するサイコフレームやνガンダムの残骸が考えられます。また、作中に登場した山下さんデザインのサザビーを考慮すると、これまで修字が終わらせてきた世界の1つに登場する「山下版のνガンダムの頭部やコックピット」という可能性も浮上します。
さらにメタ的な視点で見れば、本家の『逆襲のシャア』に由来するνガンダムの一部であると考えることもできます。
ジークスとジフレドの本当の名前
ジークス世界の「向こう側の世界」とは、アムロがララーを殺す光景を見たくない、アムロがガンダムに乗らない世界、ララーの代わりにシャアが亡くなってしまう世界を生み出したのではないでしょうか。そして、最終的に「向こう側ではない世界」、第三の世界が登場することになりました。
ジークスの本当の名前はおそらく「ガンダムエンディオン」だったと考察できます。対するジフレドに搭載されたSビットの名称がルナとアルテミスであり、これも『セーラームーン』の猫のルナとアルテミスに由来します。月の王国シルバーミレニアムにいた設定や、月のうさぎと千葉守が恋人であったことを踏まえると、ジフレドの本当の名前は「ガンダムセレニティ」であり、だからこそビットの名前がルナとアルテミスであったと考察されるのです。ジフレドのサイコフレームがサザビーの一部である可能性も示唆されました。
マチュと修字、そして鶴巻監督のメッセージ
最終回では、マチュ、修字、シャリアブルといったキャラクターたちの関係性や、作品に込められた深いメッセージが明らかになりました。
マチュとアムロ、そしてハロの役割
マチュにメッセージを送っていた存在は、マチュの回想シーンから向こう側のララーっぽいところと、ジークスの中のアムロの二人でマチュたちに干渉していたと予想されます。状態が不明だったハロは、ジークス内のアムロの声を代弁するスピーカーのような存在であったと考えられます。アムロはララーを救ってくれる存在を探しており、マチュがその「選ばれた存在」だったのですね。
ジークアクスとジフレドが共闘する戦闘シーンも圧巻でした。ジークスを掴んで盾にしながら後ろから攻撃するジフレドの姿は、まさしくニャンらしい活躍でした。個人的にはジフレドの覚醒シーンが見たかったですが、それは今後の余白に期待といったところでしょうか。
修字の正体と鶴巻監督の思い
明確な正体が明かされなかった修字ですが、ガンダムに乗っていたことから「ジークアクス世界の向こう側のガンダムのパイロット」だった説が濃厚です。ガンダムの擬人化や、肉体を持ったガンダムのコンピューターという可能性も考えられます。エンディオンユニットの声の主を知らなかったことから、アムロではないことは確定と言えるでしょう。
鶴巻監督作品に共通する「フラタニティ」という組織を考えると、修字は世界を改変し続けるララーを裁く宇宙警察のような存在だったのかもしれません。しかし、よりメタ的な視点では、修字の正体は「視聴者」、そして「鶴巻監督自身」、さらには「富野監督」という可能性も考えられます。
鶴巻監督は『フリクリ』の100個の質問の中でガンダムや富野監督の名前を挙げており、富野監督への強い思いがあったことが伺えます。マチュは鶴巻監督の幼少期が投影されたキャラクターであり、そのマチュが思いを寄せる修字は、ガンダムを終わらせたかった富野監督のメタファーでもあったのではないでしょうか。最終回のサブタイトルが「富野監督のエッセイ」だったことからも、鶴巻監督によるガンダムを使った富野監督への熱いメッセージだったことが伝わってきます。
マチュは修字への思いを断ち切るのではなく、別れを乗り越えた上で会いに行こうとする強い意思を見せました。他者を自由にさせ、ニュータイプの宿命すら自由にする存在であるマチュの「愛の力」によって、修字による偽物の世界の破壊を止め、本物の世界とするエンドは、まさに感動的でした。
最後のマチュとニャンのシーンでは、エンディングに映っていた水着とバックがあり、ラストシーンのその後からエンディング映像に続く可能性がありそうです。3人で地球の海を泳ぐため、マチュの旅は終わらないという、希望に満ちたエンドとなりましたね。マチュとニャンが完全に和解し、真の意味で「まに」なれたのは本当に良かったです。
シャリアブルとシャアの再会、そしてハッピーエンドの真意
シャリアブルとシャアの再会は劇的なものではなく、あっさりとしていました。さらに、戦い合うという予想外の展開には驚かされた方も多いはずです。シャリアブルは向こう側の記憶を感じ取り、シャアがキシリアと同様に人類を粛清することに気づき、彼を倒そうと考えていたようです。ララーに関して意見の相違は予想していましたが、想像の斜め上で戦い合う姿は意外でした。
シャリアブルは最後まで期待を良い意味で裏切り続ける、まさに「最強のニュータイプ」であり、メタ領域まで洞察していました。彼の理想通り、シャアの妹であるセラ子とアルテシアをトップにジオを再建する結末も印象的です。仮面をつけていたシャアには思わず笑ってしまいましたね。
世界はループしたわけではなく、現状維持という形でのエンディングは、今後の続編制作の可能性も示唆しています。エピローグでシャアがララーと会うことができたのは、彼にとって大きな救いであり、予想以上のハッピーエンドに多くのファンが満足したことでしょう。
「自由のために傷つくものこそが本物のニュータイプ」という、鶴巻監督と榎戸洋司さんによるニュータイプの解釈の一つの答えが、マチュというキャラクターによって体現されていました。
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まとめ:「ジークアクス」が残した興奮と希望
「機動戦士ガンダム ジークアクス」は、ただのガンダム作品にとどまらない、多層的なテーマと深いメッセージが込められた傑作でしたね。
アムロやシャアといったレジェンド級のキャラクターが、セーラームーンの要素と融合し、鶴巻監督と富野監督の思いが交錯するメタ的な物語として描かれた本作は、アニメの可能性を改めて私たちに示してくれました。毎週の放送が本当に楽しみで、終わってしまったのは残念ですが、鶴巻監督のガンダム作品をリアルタイムで見ることができて、本当に良かったです。
この感動と興奮をぜひご自身の目で確かめてください!小説版や設定資料集などで新たな情報が分かり次第、今後も「ジークアクス」について紹介や考察を続けていきたいと思います。
