『ハンターハンター』の読者の皆さん、最新の「暗黒大陸編」で一際異彩を放つ王子、ハルケンブルグについて、あなたはどこまでご存知でしょうか?
課金帝国第9王子であるハルケンブルグは、個性派揃いの王子たちの中でも異質な存在です。第2王妃ドゥアズの4番目の子供として生まれましたが、個性豊かな兄弟たち──百万回生きた王子カイラ、物の科学者系王子ツッパヤ、ケツ持ち系王子ルズス──の中で、彼は唯一「まともっぽい」弟と言われています。その一方で、母や二人の姉とは折り合いが悪く、孤独な幼少期を過ごしたようです。
ハルケンブルグ王子の驚異的な文武両道と高潔な精神
ハルケンブルグ王子は、他の追随を許さないほどの抜きん出たスペックの持ち主です。なんと15歳で世界最高峰の大学に入学し、物理学を学びながらアーチェリーの世界大会で銀メダルを獲得するという、まさに異次元の文武両道ぶりを発揮しています。
しかし、天才にありがちな人を見下すような態度は一切見られません。彼は非常に真面目で誠実、そして王制の撤廃を志す高潔な精神を持っています。王子たちの中で最も人格者と言っても過言ではないでしょう。そのため、国内外に多くの支援者を集め、その規模は課金帝国において一大勢力となっています。
「覚悟」の王子の誕生秘話
継承戦が始まっても、ハルケンブルグの誠実な姿勢は変わりませんでした。上位王子たちが互いを蹴落とそうと画策する中、彼は最初の犠牲者となったモモゼ王子の退場を深く悲しみ、この狂った継承戦自体を止めようと父ナスビに直談判します。そして、実の父であるナスビに発砲し、革命を起こして継承戦を止めようという強硬手段に出たのです。
しかし、一度動き出した儀式は止めることができませんでした。それでもハルケンブルグは止まらず、ノータイムで自身の頭に発砲。「自分が兄弟をやるくらいなら、自分で自分をやっちまおう」という、とんでもない覚悟を見せたのです。父ナスビの「口先だけの偽善ほど醜悪なものはない」という言葉に対し、彼は真の覚悟を示しました。
この自死をも厭わない意思の強さは、かつてゴンが両腕を犠牲にしてネフェルピトーに一矢報いようとした場面にも通じるものがありますね。
結果的に、この行為は彼の守護霊獣に阻まれますが、この一件を機に、ハルケンブルグは王になることを決意し覚醒。これ以降、本気で継承戦に臨むことになります。人格者であり、人望があり、頭脳明晰で行動力も備え、何よりも志のために命を懸ける覚悟を持つハルケンブルグは、他の王子たちにとって、まさに手強い存在と言えるでしょう。
衝撃の血縁関係と唯一認める兄弟
最近、ハルケンブルグが実は第一王妃ウマの息子であることが判明しました。他の家族と折り合いが悪かったのは、これが原因だと考えられます。つまり、彼はライオン素手で敵を倒す系王子ベンジャミンと、シンプルに激ヤバ王子テータの弟ということになるのです。ちなみに、ハルケンブルグは兄弟の中で唯一、テータのことだけを認めているようですよ。
ハルケンブルグの守護霊獣と念能力「グリマー・ディソナンス」の全貌
彼の守護霊獣は、強化系で相互協力型の能力を有した、軽フサフサタイプのサイクロプスのような姿をしています。
守護霊獣の能力:羽の刻印
守護霊獣によって羽の刻印を刻まれた者がハルケンブルグの元に集まることで能力が発動します。個々のポテンシャルを高め合い、集団の意思を統一するほどオーラ量を増大させることができるのです。その威力は、あらゆる念の力の中でも最大級と言われるほど絶大で、複数人の意思を統一することで「1+1が10にも20にもなる」と表現される、数値では表せないほどの強力なバフ能力です。念の達人であるベンジャミンすら、個人が短期間で習得できる能力の範疇をはるかに超えていると驚愕しました。
しかし、能力発動時に途方もない量のオーラが発生し、鳴動が起きるため、他の能力者に能力の使用を気づかれてしまうのが難点です。また、刻印が刻まれる際は意識を失い、記憶も喪失、改ざんされてしまいます。ただし、刻印を刻まれた者がハルケンブルグへの中精神を抱いていない場合、約10分で刻印は消えてしまいます。つまり、羽の刻印は志を同じくしたメンバーである証なのです。
念能力:グリマー・ディソナンス(精神交換の弓矢)
ハルケンブルグの念能力は「グリマー・ディソナンス」。守護霊獣の力で増幅した進化のオーラが、強力無比な鎧と矢に変化します。ハルケンブルグは自らのオーラを石に変え、矢に意思を込めて放つという能力です。この矢は物理的な障害物でも、念能力でも防ぐことができません。つまり、一度弓を引けば迎撃も防御も不可能。強敵を貫く、個人戦闘においては「必勝」と断言できるほどの強すぎる能力なのです。しかも、壁などをすり抜けるため、相手の位置が分かっていれば不意打ちも可能。能力発動時に鳴動が起き、相手に警戒されてしまう弱点がありますが、ハルケンブルグの頭脳と射撃技術があれば、それは問題になりません。
しかし、この矢自体には攻撃力がないという、この能力の最大の肝となる部分があります。
矢にはハルケンブルグを含むメンバー1人の精神がランダムで宿り、矢に貫かれたものにその人物の精神が入り込み、自分の肉体として自由に動かすことができるのです。その際、選ばれたメンバーは意識を失い、その肉体に矢で貫かれた者の精神が入ります。つまり、肉体を乗っ取るのではなく、精神を交換する能力なのです。
さらに、この入れ替わった二者はどちらか一方しか活動できず、両者が生きている場合は「打った方の精神」が優先されます。つまり、打たれた方は問答無用で精神を交換され、意識を失ってしまうのです。どれだけ強い相手であっても、この矢で貫きさえすれば肉体を乗っ取ることができ、自決などで簡単に倒せてしまう恐ろしい能力です。
肉体と精神の複雑な運命
そして、どちらかの肉体が死んだ場合、発動者側と射られた側でその後の状況が変わってきます。例えば、AがBを射ち精神を入れ替えた時に、Bの精神はAの肉体に移り意識がなくなります。この時に何らかの原因でAの肉体が死亡すると、Bの精神はAの肉体から元の自分のBの肉体に戻ります。すると、Bの肉体で活動していたAは強制的にBに意識を乗っ取られてしまうのです。その後は、Bは自分の精神が起きていれば自由に活動できますが、AはBが寝ない限り活動できないという不均衡な状態になります。
逆に、入れ替わったAがBの肉体で自決をした場合のその後は詳しく言及されていませんが、作中の描写から推察すると、おそらく自死を前提とした「覚悟の制約」が働いているため、Aはそのまま退場すると考えられます。実際、ハルケンブルグの協力者であるスコアがベンジャミンの部下であるシカクの肉体で自決した際、目覚めたスコアはシカクの人格になっていました。そして、この状態のものが退場すれば、完全に二人ともがこの世からいなくなってしまうのだと思われます。つまり、この能力を使用すれば、完全な元の自分には決して戻れないのです。ハルケンブルグ本人だけでなく、能力を使うメンバー全員が、とてつもない覚悟を決めなければならない能力と言えるでしょう。
このように、ハルケンブルグの能力は一度聞いただけででは、その複雑さから、読者の中には一度読んだだけでは理解しきれないと感じる方もいるかもしれませんね。
この複雑で奥深い物語の続き、ハルケンブルグの真の目的を、いますぐ見届けたいと思いませんか?
実は、『ハンターハンター』のアニメはもちろん、原作漫画もじっくり読み込みたい方にぴったりなサービスがあるんです。それがU-NEXT!
U-NEXTなら、見放題作品数No.1で、『ハンターハンター』の過去アニメシリーズや、現在連載されている漫画(最新巻はポイントで購入可能)まで存分に楽しめます。さらに、初めての方なら31日間の無料トライアル期間があり、最新巻の購入に使える600円分のポイントまでもらえちゃうんですよ!
この機会にU-NEXTに登録して、ハルケンブルグ王子の壮絶な運命、そして継承戦の謎に満ちた展開を、高画質で一気に追いかけましょう!下のボタンから、たった3分で登録できますよ。
継承戦の行方とハルケンブルグの未来
父ナスビとの一件以降、本気で継承戦に臨むことになったハルケンブルグ。彼の能力の恐ろしさや、その覚悟を危惧したベンジャミンは、ハルケンブルグを第一の排除対象とします。ここから、ハルケンブルグ陣営とベンジャミン陣営の、まさに「ややこしすぎる」戦いが始まり、なんだかんだでハルケンブルグが優勢に戦いを進めていきます。
そんな中、ベンジャミンはハルケンブルグを完全に排除するため、私設兵隊長バルサミコを投入し、最新兵器で排除を試みます。しかし、ハルケンブルグもすでに動き出しており、グリマー・ディソナンスによってバルサミコを射抜き、精神を入れ替えます。しかもこの時、バルサミコと入れ替わったのはハルケンブルグ本人でした。これにより、ハルケンブルグ排除計画を遂行しても、ハルケンブルグの精神は生き残るという状況になり、結果的にハルケンブルグの肉体は死亡することになります。
ハルケンブルグが退場したことで、ベンジャミンはバルサミコがうまくやったと思うでしょう。しかし、中身はハルケンブルグとバルサミコが共存しています。そのため、ハルケンブルグがバルサミコとしてベンジャミンと対峙する可能性もあるのです。とはいえ、ベンジャミンは百戦錬磨の強者。バルサミコの肉体を持ってしても、念能力初心者のハルケンブルグが直接彼を倒すのは難易度が高すぎるかもしれません。しかし、バルサミコはまだ最新兵器を持っていると思われるので、やりようによっては暗殺も可能だと考えられます。
現在、ハルケンブルグの肉体はなくなったため、表向きは継承戦脱落の扱いになります。しかし、ハルケンブルグは精神が生きている場合、脱落はしないと予想されています。つまり、他の王子を全員倒してしまえば、精神が生き残っているハルケンブルグが勝つこともあり得るのです。
残された謎と今後の展開
ところが、能力の詳細をハルケンブルグ自身が分かっておらず、検証も最低限だったため、様々なことが分かっていません。守護霊獣はハルケンブルグの精神につくのか、肉体と共にあるのかも不明です。もしバルサミコの肉体に守護霊獣がついていたら、入れ替わりが一発でバレてしまいますし、なくなったはずのハルケンブルグの肉体に守護霊獣がついていても、実は生きていることがバレバレになってしまいます。
また、守護霊獣の能力や念能力をバルサミコの肉体で使えるのかも不明です。しかし、もしバルサミコの肉体で能力が使えれば、作戦の幅も広がります。例えば、バルサミコとしてベンジャミンに会った際、能力を使い、その後ベンジャミンとして継承戦を戦っていく可能性も考えられます。
ハルケンブルグは継承戦が始まってから念を知ったにも関わらず、念能力の理解度が深く、能力の分析もかなり鋭いため、もしベンジャミンの肉体になれば、さらなる力を発揮できるかもしれません。そして現状を見る限り、ハルケンブルグは誰彼構わずとにかく「やっちまい」と考えているように思えます。
彼がマフィアのケツ持ちであるテータを狙えば、マフィアを巻き込んでの大抗争になることは確実でしょう。その中でも、テータは相手として適任な気がします。ベンジャミンとテータは元々仲が悪く、ハルケンブルグはテータを兄弟の中で唯一認めており、実は本当の兄弟だったという因縁もあります。
そんなハルケンブルグが実はベンジャミンの肉体の中にいて、テータと「ベンケン」として戦う可能性もあります。さらに、力の発動が全員にバレてしまうほど分かりやすすぎるハルケンブルグと、能力を使ったことがほぼ分からないテータという対比も興味深いですね。もしかすると、ベンジャミンの肉体でテータを狙おうとした瞬間、テータは自身の念を使い、その瞬間に戦慄が流れたことで実質気を失い、精神を逆転されるなんていう、ややこしすぎる展開もあるかもしれません。
まとめ:ハルケンブルグの覚悟が継承戦を動かす
心躍る戦いの多い『ハンターハンター』において、ハルケンブルグの意思の強さは大きな武器となります。もしかすると、王子の肉体をどんどん乗り換え、最終的に中身がハルケンブルグと共存した二重人格の王が誕生するなんていう、驚きの結末を迎える可能性も秘めているのです。彼の覚悟が継承戦にどのような影響を与えるのか、今後の展開から目が離せませんね!
